貴方に恋してもいいんですか?

玻瑠@caramel

第一章 出会い (2)

夏津said


私は「玻瑠」と別れると華を連れ戻しに向かった。

夏津「華〜!クラス分け表見てきたよ〜!1組だった!!」



華「ホント?!  ありがと〜夏津♪」

そうして私達は自分達のクラスへ向かった。



(席順)
夏津…1番後ろの窓側

華…夏津と通路挟んで右斜め前



【ホームルーム】

一人一人自己紹介を終え、先生が話始めた。

先生「早速ですが、皆さんに大ニュースがあります!!」

ザワザワ
先生の言葉にクラス全員がザワつきだす。

先生「来週にある遠足と来月にある移動教室などのイベントは5年生も一緒に行くことになりましたッ♪」

「「「えぇぇぇ〜〜〜!!」」」
クラスでは、不満の声や賛成の声が響く。

……へぇ〜!今年の5年とか……ん?…てことは、玻瑠も居るんだ!

私は何だか嬉しくなった。
…………アレ?何で嬉しいんだろう??

先生「その他にも、体育や校外学習などのほとんどのイベントは5年生と一緒に行いま〜〜す!!」

華「何でですか〜?」

クラス中の視線が華に集まる。

女1「確かに!急にどーしてですか?」

先生「それは、6年生だけではなく、5年生も混ぜてこの学校をもっと良くしてほしい!との事です!その為には沢山の交流が必要という事でこのようになりました!!」

女1「へぇ〜!」

男1「いいんじゃね〜!」

へぇ〜、先生達も良く考えるな〜。(*´Oゞふぁ~……
なんか…眠く…なってきた…(*_ _)zzZ

先生「はい、そ・こ・で!ニヤ
このようなイベントがある時に中心となってくれるイベントリーダーをこのクラスから1人決めたいと思います!」

全員「えぇぇぇぇ!!?!」

先生「決まらないと帰れませんよぉ〜?」

男1「マジかよ〜!」

男2「誰かやれよ〜!」

華「夏津ー、……って寝てるし…w」

先生「立候補がないようなので先生が指名します!……えーっと…じゃあ、そこの!気持ち良さそうに寝ている…鈴木さん!」

華「あれま…www」

夏津「(名前を呼ばれて起きる)えッ…?なんの話ですか?」

先生「イベントリーダーの話ですよ!鈴木にお願いしますね!」

夏津「えッ!え!??えぇぇぇ!!?!?」

先生「えー!じゃありませんよ!5年1組の方でも1人イベントリーダーが決まると思うのでその子と一緒に仲良く頑張ってくださいね?今日の放課後から顔合わせがあるので忘れないで下さいよ!」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

夏津「は、はい……?」

華「ドンマイ…w(ボソッ」


今日から小学6年生!
最後の1年 めいいっぱい楽しもうと思ってたのに、スタートからこんな目に会うなんて……
さ、最悪だぁぁぁぁぁ!!!!!!!

続く…

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