恋愛体質女の恋愛履歴

コケコケこけし

はじめに

この本は、特に可愛い訳でもなく、どこかずば抜けている訳でもない普通の女が今まで恋した男達との思い出を振り返る話。
とりあえず、ワタシのプロフィール的なものから。

恋愛大好き
恋してないと死んでしまいそう
彼氏いないと頑張れない
男で変わる奴

簡単に、ざっとこんな感じ。

でも、今は結婚して子供もいるワタシ。そんな普通の女が出会った10人とちょっとの男との思い出を紹介。

恋することにハマり出したのはいつからなのか…覚えてないけど、とりあえず小学生時代から思い出してみようと思う。

恋愛ドラマが大好きで、スポーツ万能で、パンツめくりとかしちゃうようなやんちゃなイケメンに恋した小学校6年間。
6年間の片思いに終止符を打って、はじめて彼氏ができた中学1年。学園モノ(恋愛)に憧れて、給食コンテナの影に隠れてしたファーストキス。
別れても思い続ければ、またモトサヤがあると信じていたけど、叶わなかった中学時代。
相談相手で手紙交換していた男子に告白された卒業式。(答えはいらない、気持ちを伝えたかった)←こんなドラマのセリフみたいな手紙ーー。

↓↓ ※ここから思い出したこと、ズラズラ書きます。


高校1年で、はじめて男を紹介され付き合った男子校の彼氏。はじめてのチューは、付き合って半年の記念日。少女から大人の女にもなり、いろいろあって別れたあとは、とりあえず部活に没頭。1年の時に同じクラスだったサッカー部の市原隼人似の彼に片思いをし告白するもフラれ、さらに部活に没頭。
高校3年の学園祭で、バンドのボーカルを頼まれ結成したバンドのメンバーに片思い。
が、またサッカー部の男子。とりあえずバンド活動に集中するものの、自転車で一緒に帰ったり、ご飯食べたりしてるうちに告白されカップルに。はじめてみたホラー映画は、『レジェンド』。ウィル・スミスのレジェンドぶりとゾンビはヤバかった。映画館では終るまでずっと、手を握ってくれた。
男女5人で行った花火大会。水溜まりがあって浴衣が汚れないように、腰に手を回し持ち上げられた時のドキドキたるや。
けれど、大学受験やら進学なんかで、進路がバラバラ。彼氏は、勉強に集中したい、ワタシは、目の前の恋愛を大事にしたい!スレ違いから、スピード破局。

『ガビーン』なーんて落ち込みそうな時に、まさかの告白してフラれたサッカー部の市原隼人似の彼からデートのお誘い。
『えーーーっ!?なぜ?』


とりあえず、補習授業の時期で、学校行かなくてもよかったから、映画(デカプリオのハレンチなシーンで、ドン引きしたギャング・オブ・ニューヨークだったよーな。)みて、予約してくれた喫茶店で夕飯食べて、帰りに送ってくれると立ち寄った本屋で、市原隼人似の彼が、店の入口で誰かと話をしている。

ワタシは、(早くここから移動しないと、補習授業終わってバンドマンが立ち寄っちゃうかも)
そんな事を思いながら市原隼人似の彼が出てくるのを待っていた。

そこに彼が話をしながら戻ってきた。その話をしていた相手の顔をみて、ワタシはビクリとし動けなくなった。
話をしていたのは、ワタシの元カレのサッカー部ののバンドマンだった。
バンドマンとワタシは、お互いに目が合った瞬間
『えっ!?』
言葉はなかったが、固まった。
時間が止まるとはこの事だとはじめて思った。

そして元カレは自転車にのり去っていった。
その日の夜、メールがきた。
元カレだ。

話したいことがあるから、美術室の前のランチスペースに来て欲しいと。

そのランチスペースは、学校でのワタシとバンドマンの密会場所だった。

そこで、バンドマンに言われたこと。『勉強もひと段落ついたから、やり直すつもりでいたけど、もぅ彼氏できてるなら、オレ達は終わりだ。あいつと仲良くな』

ワタシ『えーーー!わたしをフッといて、自分のタイミングでまたやりなおすとか何っ。しかも、市原隼人似の彼とは、付き合ってもいないのにー』

悔しいので、卒業まで市原隼人似の彼には付き合うのを待ってもらい、高校卒業と同時に付き合うことに。

これが、わたしの青春時代。

んで、ここに出てきた市原隼人似の彼が、この本で言うところの一人目の男になる。

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