神様の日記
プロローグ
「ねえ ここで人生を終了するか私と契約してこの場を乗り切るかどっちか選びなさい。」
 その少女は唐突に、死にかけの俺にそう問いかけてきた。
 
 白く雪を思わせる綺麗な長い髪の毛。
 全てを見通しているような黒く澄んだ目。
 スタイルも良く、その少女はそこらのアイドルなんか霞んで見えてしまうほどの美貌をしていた。
 けどあまりにも周りとは、合っていない。俺は少し見渡した。
 
 周りは火の海そこら中に人が倒れているそんな状況を再確認している俺を少女は何か物言いたげな表情で見おろしていた。
   
・・・はぁ、なんでこんな目に遭ってるんだっけ。
  
「なぁ、あんたの名前はなんて・・言うんだ?」
「ふーん、名前を聞く余裕はあるんだ。」
 
「死ぬ前に美少女の名前を聞くのも悪くはない。」
 そんな冗談めいたことを言ってみたが、そのせいであと話せても一言二言だろう。正直息をするのもきつい。
 「はぁ、だから生きるのか死ぬのか聞いてるじゃない契約すれば傷を回復させてあげるんだから。」
 呆れた顔でこちらを見上げている。
 「で、どうするの答えは1つだと思うけど。答えるのがきついなら頷くだけでもいいから。」
 生きることが、できるのか。
 なら、生きたい。
 俺はコクリと首を縦に振った。
 そうすると、俺の周りが光り始めた。
 「なんだまだ生きる気があるみたいね。よーし!あなたを私の契約者として認めましょう。」
 少女は、笑った顔を俺に見せた。
 「そうそう私の名前言うの忘れてたわ。」
 「私は、アリス。あなたは?」
 「今井希だ。」
 いつのまにか体から傷がなくなっていた。
 「希・・・、いい名前ね。立てる?」
 俺は無言で差し伸べられた手を取り立ち上がった。
 そこから、俺の世界が一変した。
 
  
                            
  
 その少女は唐突に、死にかけの俺にそう問いかけてきた。
 
 白く雪を思わせる綺麗な長い髪の毛。
 全てを見通しているような黒く澄んだ目。
 スタイルも良く、その少女はそこらのアイドルなんか霞んで見えてしまうほどの美貌をしていた。
 けどあまりにも周りとは、合っていない。俺は少し見渡した。
 
 周りは火の海そこら中に人が倒れているそんな状況を再確認している俺を少女は何か物言いたげな表情で見おろしていた。
   
・・・はぁ、なんでこんな目に遭ってるんだっけ。
  
「なぁ、あんたの名前はなんて・・言うんだ?」
「ふーん、名前を聞く余裕はあるんだ。」
 
「死ぬ前に美少女の名前を聞くのも悪くはない。」
 そんな冗談めいたことを言ってみたが、そのせいであと話せても一言二言だろう。正直息をするのもきつい。
 「はぁ、だから生きるのか死ぬのか聞いてるじゃない契約すれば傷を回復させてあげるんだから。」
 呆れた顔でこちらを見上げている。
 「で、どうするの答えは1つだと思うけど。答えるのがきついなら頷くだけでもいいから。」
 生きることが、できるのか。
 なら、生きたい。
 俺はコクリと首を縦に振った。
 そうすると、俺の周りが光り始めた。
 「なんだまだ生きる気があるみたいね。よーし!あなたを私の契約者として認めましょう。」
 少女は、笑った顔を俺に見せた。
 「そうそう私の名前言うの忘れてたわ。」
 「私は、アリス。あなたは?」
 「今井希だ。」
 いつのまにか体から傷がなくなっていた。
 「希・・・、いい名前ね。立てる?」
 俺は無言で差し伸べられた手を取り立ち上がった。
 そこから、俺の世界が一変した。
 
  
                            
  
コメント
ハムパッチ
これからに期待です!はじめの方なのですが、『霞んだ』ではなく『霞んで』ではないでしょうか?頑張ってください!