未確認生物捕獲課〜UMAs〜

かりんとう

初仕事

俺は家に帰り明日捕まえる、否捕まえようとしてる
ツチノコのことを調べることにした。
やはり髪の毛の焼いた匂いが好きだとか、毒を持っている、みたいな事しか分からなかった。

「まぁ見つからないしなんとかなるでしょ」

そして俺は凄い久しぶりに夜のうちに寝ることにした。


                                     翌日…


俺は夏だというのに山に登る用?みたいな服を買い着ていく

まぁどうせただの山登りやハイキングで終わる気がするが


会社に着くと昨日の彼女の他に3人ほど男がいた2人は20代くらいの若い人だが1人ダンディーの象徴と言うぐらいダンディーなおっさんだ

「おはようございます。」

「おはよう…名前聞いてなかったな」

「そういえばそうですね。韮木 要ですよろしくお願いします。」

と言い俺はお辞儀をした

「私の名前は、桔梗 雫だ。桔梗さんと呼べ
それでこっちの男共は左から羽柴 秀勝、羅生 貫太、
佐原 泰造だ」

最後のおっさんいかにも桔梗さんより年上だが敬語じゃないのか、

「よろしくお願いします」

「よろしくな!あんちゃん」

「あんちゃんちゃんと食ってるんかぁ〜?そんな細いとバテてしまうで」

とチャライ羽柴という男がからからってきた。

「よろしく韮木それよりお前その格好で行くつもりか?」

「そうですけど」

「…その服装じゃ駄目だ脱げ」

「脱いで下にこれをつけろ」

と羅生と言うらしい男はさながら中世の鎧の下につける様な鎖帷子の様なものを渡してきた

「こんなの付けるんですか?ただの山登りなのに」

しまったつい本音を言ってしまった。

すると雫さんが

「ただの山登り、か…それは目的地に着いてからのお楽しみだな」

「それとあんちゃんこれ持っといたほうがええで」

と刃渡30センチオーバーのナイフというか鉈を渡してくれた。

こんなの使ったことないし必要なのか?

「これで上半身と腕は大丈夫だあと足はこのカゴに入ってる脛当てをつければいいだろう」

と桔梗さんがくれた脛当てをつけ準備は整った

「それとその無駄にデカイリュックは置いて行け邪魔にしかならん」

これSALE中世 でも10000円以上したのに!!!



                                 数十分後…



「ここが目的地だ」

俺たちの目の前には森としか言いようがないくらい
モリモリしたところだった。

「ていうか桔梗さん達はそんなスーツでいいんですか?
武器も持たずに」

まぁ武器の出番はないと思うが

「私と羽柴、羅生はナイフで十分だ羅生はクロスボウ」

「なんで銃とか使わないんですか?」

「ん?普通の民間企業が森で銃ぶっ放すのを警察が許してくれると思うか?」

「え?ここ民間企業なんですか?ドアに未確認生物捕獲課って書いてあったからてっきり警察かと」

「おい羽柴お前まだあの落書き消してなかったのか」

「あ、すんませ〜ん」

警察と関係あるのかもと期待してた俺がバカだった。

「ちなみ佐原は主に送迎と情報収集など雑務が仕事だからな」

「じゃあ行こうか」




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