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朝起きたら女の子になってた。

スライム3世

沙雪ちゃんは告白する。



「ちゅ、ちゅるぅ……」
「……んっ、んぁっ」

空き教室。

そこでは、恥ずかしさと気持ち良さの両方を感じている少女と、無我夢中でその少女の恥ずかしい部分を吸ったり触ったりしている変態な少女がいた。

「紗香お姉ちゃん……時間、もう時間だからぁ……」

少女の服装は乱れに乱れ、上半身はブラが外れかかっておりほぼ裸、下半身はスカートがめくれ上がり、パンツが露わになっていた。
少女は両手を顔に当て、恥ずかしさによって赤くなっている顔を隠している。しかし、それを無視するかの様に変態な少女は、少女の上に馬乗りになり行為を続けながら言った。

「ちゅ……ダメ。私はもっと沙雪を感じたい。知りたいの。もっと沙雪の事教えて?」
「……いや、嫌なの。これ以上はダメ……なの」
「どうして?」
「……なくなっちゃう」
「ん? なに?」

声が聞こえなかったので、『変態な少女ーー私は』耳を『少女ーー沙雪』の口の方に近づける。

すると……

「我慢できなくなっちゃうよ……紗香お姉ちゃん」
「んっ!?」

なんと、沙雪は近付けていた私の耳を舐めて反撃に及んできた。

「あむ……れろっ、んん……」

ぺろぺろと耳朶を舐められたり吸われたりしていると、段々と気持ち良くなってしまった。それを受け入れていると、沙雪は両手で私に抱きついて、馬乗りしていた私を押し倒した。

「はぁ、はぁ……紗香お姉ちゃん……」
「ちょっ、沙雪?」

何かのスイッチが入ってしまったのか、目がとろんとしており凄くエッチな表情を沙雪はしていた。そのあまりの沙雪の変化に驚いて、私は素に戻ってしまった。

「紗香お姉ちゃんが言ったんだよ。私の事を知りたいって。でもね、それは私も同じだったんだよ? ずっと、こうしたかった。妹でいなきゃいけないって心もあった。でも、紗香お姉ちゃんが私を求めてくれて……吹っ切れる事ができたんだよ?」
「なにを言ってるの?」
「紗香お姉ちゃんの事が大好きだって言ってるの……んっ」
「んぅ……!?」

沙雪がその小さな唇で私の唇を塞いだ。

キスだ。

いや、初めてのキスだからファーストキスだ。いや、違う。お兄ちゃんの事を好きになった数日後に寝ているお兄ちゃんの唇を奪ったから、セカンドキスだ。

でも……

(ちょ、沙雪の舌が……)

ディープキスは初めてだった。


*****


私には秘めている思いがあった。

それは2人いる姉の1人である紗香お姉ちゃんに対しての特別な感情だ。

私はその特別な感情を抑えて生活をしていた。

いつ、この特別な感情を抱いたのかと聞かれれば分からないと答えるだろう。しかし、気付いてしまった。

あの時、莉奈が紗香お姉ちゃんのことを押し倒しているのを見ていたら、凄く悲しくて辛い思いをしたのだから。

その後の出来事の記憶が無いのは不思議でならないが。

けど、そんなのは些細な事だ。

私は、紗香お姉ちゃんに求められたのだ。なら、私はそれに応えるだけ。後は、私が妹という立ち位置を捨て恋人という立ち位置になるだけ。

そのケジメはとっくについていた。

だから、これからの私は紗香お姉ちゃんの恋人として生きていくのだ。

だから、私はその誓いとして、

紗香お姉ちゃんの唇を奪ったのだ。


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