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朝起きたら女の子になってた。

スライム3世

沙雪ちゃんはクラスの女子の妹になりました。part2



「そ、それじゃー、始業式までの時間が少しあるので自由休みだ〜」

泣き止んだ沙雪を私の後ろにある沙雪の席に連れて行ったら林先生がそう言った。

「ちっ!」

わざと聞こえるように舌打ちをして教室を出て行く問題児の佐々木。君呼びはしない、うざいから。

そしてわらわらと、沙雪の周りに女子達が集まる。

「怖かったね、巻き込まれたくなかったから、助けられなくてごめんなさい」
「う、うちも」
「気にしてないよ、紗香お姉ちゃんが助けてくれたから」
「わ、わたくしは助けるつもりでしたのよ?」

上から、坂井さん、クラスのムードメーカーこと犬井いぬい れんさん、沙雪、クラスで一番、胸がでか…いや大きい天童院てんどういん 麗華れいかさん。

 坂井さんは前にも伝えたけど学級委員で、皆からの憧れ的存在。だが、本当のところは可愛い物に目がないし甘い物好き。なので、女の子女の子していると言われれば私は(今の)沙雪と坂井さんと答える。

犬井さんは…犬。チワワ的存在。ポメラニアンかな?まぁ、とにかく犬。人懐っこくクラスの女子から良くお菓子を貰ったりあげたりしていて頭を撫でて貰っている。チャームポイントはアホ毛。撫でられるとブンブンと揺れる。私も撫でた事があるけど切れるんじゃないかと思うほど揺れる。

沙雪は、知ってるとして、天童院さんか… 

天童院さんはお金持ちで親が有名な会社の社長らしい。だから、社長令嬢で着ている制服もどこか私たちと違って豪奢な感じがする。一番の謎は天童院さんがこの中学校に通っている事なんだよね。

あぁ、私もお金があったら沙雪を養って恋人になって…って今はそんな事考えている場合じゃないね。沙雪に詰め寄って来る女子達コバエを阻止しなければ!

「沙雪が困ってるから、話すなら1人ずつにしてね」
「あ、そうだったね。それにしても紗香もこんな可愛い妹が産まれてきて幸せだね」
「そうそう、大変だったよ〜(棒読み)」

坂井さん?それは間違いだよ?お兄ちゃんが妹になったからこの状況があるんだよ?

でもこの事は、言えないけどね〜。

「うちもこんな可愛い妹欲しかったなぁ〜」
「蓮は私たちの妹だよ?」

私は蓮の事、ペットだと思ってた…

「違うんだよ〜、私が欲しいの!」
「じゃあ、私がなってあげるね!」

さ、沙雪?私以外のお、お姉ちゃんを増やしちゃダメだよ?それは私と沙耶お姉ちゃんだけなんだから!

「え、嬉しい!じゃ、じゃあ、うちの事さ、お姉ちゃんって呼んでみて!」
「う〜ん、それは嫌だ」
「どうして?」

私の思いが通じたんだね。よかったよかった。

私はそこで安心した事を後悔する事になった。

「だって、お姉ちゃんだけだと、誰の事指してるか分からないでしょ?だから、蓮お姉ちゃんって呼ぶ♪」
「え…?」

え…?

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