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黒衣の虹姫

陸奥ユウト

Ep17

目が覚めると朝になっていた。ステータスを確認すると『時空神クロノーシスの加護』の(未解放)がなくなっていて、『空間魔法』を習得していた。

「空間収納ってどうやって使うんだろ?収納するイメージでいいのかな?…………お!成功したかな?」

その後、剣を出し入れして感覚を覚えた後ウォルスを連れてギルドに向かった。








迷宮ダンジョンですか?」

ギルドに着くと、サリーさんに呼ばれて迷宮ダンジョンを勧められた。

「ええ、ティアさんも昨日Dランクになりましたし、この二日間、誰よりも多くの魔物を討伐されているので実力的に問題無いと思われますので」

  二日で300体以上を一人で討伐する人なんてまずいませんよ。とまで言われたけど。

「……で、その迷宮ダンジョンはどこにあるんですか?」

「王都から東に約3時間ほどの距離ですね馬車ならもう少し短い時間で行けます」

  つまり『纏化:紫電』を使えば1時間も掛からずに着く距離ということだ。

迷宮ダンジョン内では時々珍しい物が手に入る事がありますし、そういった物目当てでダンジョンに入り浸る人も少なくないですね」

見つかるのは稀少級レア秘宝級アーティファクトの武具が殆どらしく、特に秘宝級の武具は高値で取引することも出来るので、本人が使いこなせなくても一種の金策方法として探している……というのが入り浸っている人の大半の理由だとかなんとか。

「じゃあ少し迷宮ダンジョンに挑戦して来ますね」

「分かりました。また面白い話を待ってますよ」

  今まで私に関して面白い話題などあっただろうか?と思いながら迷宮ダンジョンに向かった。







『纏化:紫電』を使って1時間弱走ったところで幾つかの建造物が見えてきた。その中で入口の側に兵士が立っている建造物が迷宮ダンジョンの様だ。

「すみません、迷宮に入りたいんですけど」

「だったらギルドカードを見せてもらおう。最低でもDランクでなければ入れられないぞ」

「はい、どうぞ」

「Dランクか、問題無いな。ソロでの挑戦か?」

「従魔はいますけど人数は一人ですね」

「テイマーか?なら尚更気を付けてな」

分かりました、と返事を返してティアは迷宮に足を踏み入れていった。

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