話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

黒衣の虹姫

陸奥ユウト

Ep16

「さて、それじゃあスキルについて調べますか」

宿屋に戻って来たティアは、今回習得したスキルについて鑑定で調べることにした。

「でもその前にスライムこの子に名前を付けてあげないと…………よし、貴方の名前は『ウォルス』ね、よろしく、ウォルス」

部屋の中で大人しくしていたスライムウォルスは、名前を付けて貰えたのが嬉しかったのかぴょんぴょん跳ね始めた。

「それじゃ気を取り直して、まずは……『テイミング』から。『鑑定』」


テイミング
魔物をテイムして従魔にすることができる
習得条件は生まれつきか魔物を1匹テイムする


「なるほど、つまりスライムウォルスをテイムしたから習得出来たということなのか。次はウォルスのスキルだね」


名前:ウォルス
種族:スライム
性別:無し
ティアレス・アークラインの従魔
スキル



ユニークスキル
スキル吸収



スキル吸収
他の生物を食べることで、その生物が保有していたスキルを習得することができる


(つまり人や魔物を食べれば食べることでほどスキルが増えて強くなる……と。うん、少し予想はしてたけど随分チートなスキルだね)

そんな事を思いつつ、次の日からの予定を考えてから眠りに着いた。







「やっほー。会いに来たよー、ティアー」

「ああ、暇神「暇神⁉」のクロスか、久しぶり」

クロスが居るということはここはまた時空神クロスの空間に引き込まれたのか

「約15年ぶりの再開だというのに随分辛辣だねぇ」

「それで?要件は何?」

「とうとうスルーまでするように……」

「そういう駄洒落はつまらないよ、クロス」

「狙って言った訳じゃないからね‼」

「ソーナノカー」

「随分話が逸れたけど「クロスのせいでね」僕のせいなの⁉まぁいいや、今回はティアに与えた加護を解放しようと思ったから呼んだんだよ」

「ああ、『時空神クロノーシスの加護』のことね。解放したらどうなるの?」

「簡潔にまとめると、
・スキルレベルが上がりやすくなる
・空間魔法を習得する
・空間魔法の内の1つ『空間収納』の容量制限が無くなる
……という感じかな」

「これまたチートな……」

「因みに『空間収納』があれば物の持ち運びが凄く楽になるよ」

「それはありがたいけど容量制限無しは……バレたら大変なことになりそうだね」

「大丈夫大丈夫、容量なんて常に一緒にいないと分かんないよ」

(そんなテキトーでいいのか神様よ)

「じゃ、今回はこれで、まぁ、また会いに来るけど」

  やはり暇神か。そう思いながら意識が遠退いていった。

「黒衣の虹姫」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く