黒衣の虹姫
Ep15
  「これは……」
  小さな魔力反応の下にいたのはスライムだった。しかし、普通の『緑色』ではなく『水色』のスライムがそこにいた。
(この森に生息しているスライムは全部緑色だった。つまりこのスライムは別種?)
  そう思い鑑定を使用すると
名前:(無し)
種族:スライム(稀少種)
性別:無し
スキル
ユニークスキル
スキル吸収
状態:瀕死
  別種では無かったが稀少種でユニークスキル持ちのスライムだった。しかし瀕死の状態のため、十分に動けずにいたようだ。
(稀少種か~、飼えるなら飼いたいけど、どうやって飼うのかな?取り敢えず瀕死の状態をどうにかしないとね)
  メディル花や回復ポーションは魔物にも効果がある、……が、ティアはどちらも持っておらず、大抵の所に生えているメディル花の特徴も知らなかった。
(こんなことになるならポーション1本位買っておけばよかった、私は治癒魔法は使え無いし、そういえば……)
  そう言って先ほど手に入れた生命の実を取り出し、スライムの前に置く。
「今これしかないけど……食べるかな?」
そう思っていると、スライムがゆっくりと動きだし、生命の実を包み込んだ。──暫くすると、今まで動かなかったスライムがぴょんぴょん跳ね始めた。
「取り敢えず元気にはなったみたいだね。さて、後はどうやって飼うかだけど…………ん?」
スライム(稀少種)をテイム出来ます
テイムしますか?Yes/No
(まさかスライムの方から「テイムしてほしい」って来るとは。……まぁ、こちらも望んでた事だし、答えは勿論Yesで)
  スライム(稀少種)をテイムしました。
『テイミング』を習得しました。
『従魔召喚』を習得しました。
「多分これでいいはず。まぁ、分からないことがあればギルドで聞けばいいし、取り敢えず帰ろう」
 「おいで」とスライムを抱き抱えると、そのままギルドに向かって走り出した。
「ということでサリーさん、従魔について教えて下さい」
「唐突ですね。しかもティアさん、テイマーじゃないですよね、どうやって従魔にしたんですか?」
ギルドに戻って依頼の達成を報告してDランクに昇格したついでに受付嬢さんことサリーさんに従魔について教えてもらうことにした。
「この子を見つけた時に瀕死だったので狩りの途中に見つけた生命の実を与えたらテイム出来ました」
「生命の実って……一応レアアイテムなんですけど、それ以外に与えられる物は無かったんですか?」
「はい、ありませんでしたね」
「はぁ、ところで従魔についてでしたね。街中でつれ歩く時には従魔の紋章が見えるようにすれば問題はありません。ただし、従魔の責任は従魔の飼い主の責任になるので注意して下さい。」
「分かりました。ところで従魔の紋章って何ですか?」
「従魔の紋章はテイム状態の魔物にあります。そのスライムの場合は……上の部分にありますね。」
「なるほど……、色々ありがとうございました」
サリーさんにお礼を言ってギルドを後にした。取り敢えず宿屋に戻って色々調べよう。
  小さな魔力反応の下にいたのはスライムだった。しかし、普通の『緑色』ではなく『水色』のスライムがそこにいた。
(この森に生息しているスライムは全部緑色だった。つまりこのスライムは別種?)
  そう思い鑑定を使用すると
名前:(無し)
種族:スライム(稀少種)
性別:無し
スキル
ユニークスキル
スキル吸収
状態:瀕死
  別種では無かったが稀少種でユニークスキル持ちのスライムだった。しかし瀕死の状態のため、十分に動けずにいたようだ。
(稀少種か~、飼えるなら飼いたいけど、どうやって飼うのかな?取り敢えず瀕死の状態をどうにかしないとね)
  メディル花や回復ポーションは魔物にも効果がある、……が、ティアはどちらも持っておらず、大抵の所に生えているメディル花の特徴も知らなかった。
(こんなことになるならポーション1本位買っておけばよかった、私は治癒魔法は使え無いし、そういえば……)
  そう言って先ほど手に入れた生命の実を取り出し、スライムの前に置く。
「今これしかないけど……食べるかな?」
そう思っていると、スライムがゆっくりと動きだし、生命の実を包み込んだ。──暫くすると、今まで動かなかったスライムがぴょんぴょん跳ね始めた。
「取り敢えず元気にはなったみたいだね。さて、後はどうやって飼うかだけど…………ん?」
スライム(稀少種)をテイム出来ます
テイムしますか?Yes/No
(まさかスライムの方から「テイムしてほしい」って来るとは。……まぁ、こちらも望んでた事だし、答えは勿論Yesで)
  スライム(稀少種)をテイムしました。
『テイミング』を習得しました。
『従魔召喚』を習得しました。
「多分これでいいはず。まぁ、分からないことがあればギルドで聞けばいいし、取り敢えず帰ろう」
 「おいで」とスライムを抱き抱えると、そのままギルドに向かって走り出した。
「ということでサリーさん、従魔について教えて下さい」
「唐突ですね。しかもティアさん、テイマーじゃないですよね、どうやって従魔にしたんですか?」
ギルドに戻って依頼の達成を報告してDランクに昇格したついでに受付嬢さんことサリーさんに従魔について教えてもらうことにした。
「この子を見つけた時に瀕死だったので狩りの途中に見つけた生命の実を与えたらテイム出来ました」
「生命の実って……一応レアアイテムなんですけど、それ以外に与えられる物は無かったんですか?」
「はい、ありませんでしたね」
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「分かりました。ところで従魔の紋章って何ですか?」
「従魔の紋章はテイム状態の魔物にあります。そのスライムの場合は……上の部分にありますね。」
「なるほど……、色々ありがとうございました」
サリーさんにお礼を言ってギルドを後にした。取り敢えず宿屋に戻って色々調べよう。
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