黒衣の虹姫
Ep5
  4歳になった。最近は一人で外に出ることが許されたため、よく近くの森に行く。
  一人で何をしているかって?それはもちろん家の中では練習できない魔法の練習をしている。決してボッチでは無い。
(さて、久しぶりにステータスの確認をしようかな)
名前:ティアレス・アークライン
年齢:4歳
性別:女
種族:人族
スキル
火魔法0
水魔法2
風魔法3
雷魔法0
氷魔法0
毒魔法0
光魔法1
闇魔法1
魔力操作4
鑑定2
偽装1
時空神クロノーシスの加護(未解放)
初めてステータスを見た時と比べると、この4年間で4種類の魔法と魔力操作を習得(ステータスに無い属性魔法は習得不可。但しその他のスキルは除く)し、鑑定は家にある物に対して使いまくってたら2に上がった。
この世界には、『火』『水』『土』『風』『雷』『氷』『光』『闇』の8大属性魔法があると言われており、他にも『毒』『聖』『邪』『空間』『竜』などと言った特殊系魔法も存在するらしい。
(つまり私は8属性中土属性以外が使えるってことなんだよね。幾ら何でもやり過ぎじゃないかな、クロス)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ふえっくしょい。誰か僕の事噂したのかな~?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、まずはどの魔法を習得しようか
(『火』を森で使うのは論外だし『雷』も同じ、『毒』も草木に使う訳にはいかないから……消去法で『氷』かな?)
 ティアは 既に4属性を習得しているため、習得する属性を決めてからは行動が早かった。
(魔力を集めて、氷をイメージする)
しかし、なかなか氷魔法を行使出来ない。
(魔力は足りない訳じゃ無い。ならもっと冷たく)
シャキン
「やった、成功だ。氷魔法は水魔法より温度を低くイメージする必要があったんだ」
本来なら魔法を行使するには『詠唱』を用いることが多いのだが、詠唱を知らないティアはイメージだけで魔法を行使する『無詠唱』で練習していたのだ。
無詠唱で魔法を行使出来る者は中級者以上と認識されることが、ティアはこの時まだ知らなかった。
「さて、後は体力作りのために前世の古武術でもやろうかな」
ティアの前世…つまり黒七が教わってた古武術は1対多を前提とした型で蹴りや当て身、相手の勢いを利用した投げが多い。
「せいっ、やっ、はっ」
架空の敵を想像し、蹴りや当て身を30分ほど行う。
(あれ?今、少し体が軽くなったような気が…)
30分ほど体を動かしたからと言ってすぐ体が軽くなるはずがないと思いステータスを確認した。
         :
体術1
         :
(あっ、体術が増えてる。体が軽くなったのはこれのお陰かな)
体術を習得したため、ティアは満足した様子で家に帰った。
(残りの魔法も早く習得したいな)
  一人で何をしているかって?それはもちろん家の中では練習できない魔法の練習をしている。決してボッチでは無い。
(さて、久しぶりにステータスの確認をしようかな)
名前:ティアレス・アークライン
年齢:4歳
性別:女
種族:人族
スキル
火魔法0
水魔法2
風魔法3
雷魔法0
氷魔法0
毒魔法0
光魔法1
闇魔法1
魔力操作4
鑑定2
偽装1
時空神クロノーシスの加護(未解放)
初めてステータスを見た時と比べると、この4年間で4種類の魔法と魔力操作を習得(ステータスに無い属性魔法は習得不可。但しその他のスキルは除く)し、鑑定は家にある物に対して使いまくってたら2に上がった。
この世界には、『火』『水』『土』『風』『雷』『氷』『光』『闇』の8大属性魔法があると言われており、他にも『毒』『聖』『邪』『空間』『竜』などと言った特殊系魔法も存在するらしい。
(つまり私は8属性中土属性以外が使えるってことなんだよね。幾ら何でもやり過ぎじゃないかな、クロス)
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「ふえっくしょい。誰か僕の事噂したのかな~?」
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さて、まずはどの魔法を習得しようか
(『火』を森で使うのは論外だし『雷』も同じ、『毒』も草木に使う訳にはいかないから……消去法で『氷』かな?)
 ティアは 既に4属性を習得しているため、習得する属性を決めてからは行動が早かった。
(魔力を集めて、氷をイメージする)
しかし、なかなか氷魔法を行使出来ない。
(魔力は足りない訳じゃ無い。ならもっと冷たく)
シャキン
「やった、成功だ。氷魔法は水魔法より温度を低くイメージする必要があったんだ」
本来なら魔法を行使するには『詠唱』を用いることが多いのだが、詠唱を知らないティアはイメージだけで魔法を行使する『無詠唱』で練習していたのだ。
無詠唱で魔法を行使出来る者は中級者以上と認識されることが、ティアはこの時まだ知らなかった。
「さて、後は体力作りのために前世の古武術でもやろうかな」
ティアの前世…つまり黒七が教わってた古武術は1対多を前提とした型で蹴りや当て身、相手の勢いを利用した投げが多い。
「せいっ、やっ、はっ」
架空の敵を想像し、蹴りや当て身を30分ほど行う。
(あれ?今、少し体が軽くなったような気が…)
30分ほど体を動かしたからと言ってすぐ体が軽くなるはずがないと思いステータスを確認した。
         :
体術1
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(あっ、体術が増えてる。体が軽くなったのはこれのお陰かな)
体術を習得したため、ティアは満足した様子で家に帰った。
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