Ep2

  起きた時にはもう既に夕方だった。夕日が部屋を赤く染める。

(確か『ステータス』って念じるんだっけ、早速試してみますか)

『ステータス』



名前:ティアレス・アークライン
年齢:0
性別:女
種族:人族
スキル
 火魔法０
 水魔法０
 風魔法０
 雷魔法０
 氷魔法０
 毒魔法０
 光魔法０
 闇魔法０

 鑑定１
 偽装１

 時空神クロノーシスの加護(未解放)







  ……え？
  いやいやいや、おかしいでしょ。鑑定や偽装はともかく何でこんなに魔法多いの？８つはさすがにどうかと思うよクロスさん。
  そして決めつけに加護ですか。……これって詳細とか見れるのかな？
  ん？下の方に何か書いてあるような。


『スキルや加護は鑑定で詳細が確認できるからね～   byクロス』



(…さいですか。まぁ確認できることに越したことはないからね、まずは魔法から確認しますか。『鑑定』)


火魔法
８大属性魔法の１つ
火を生成して操ることができる


水魔法
８大属性魔法の１つ
水を生成して操ることができる


風魔法
８大属性魔法の１つ
風や風の刃を生成して操ることができる


雷魔法
８大属性魔法の１つ
雷を生成して操ることができる


氷魔法
８大属性魔法の１つ
氷を生成して操ることができる


毒魔法
特殊系魔法の１つ
毒を生成して操ることができる
毒を生成している間はその毒に耐性を得る


光魔法
８大属性魔法の１つ
光を発生させたり攻撃に属性付与エンチャントすることができる(スキル:付与術が必要)


闇魔法
８大属性魔法の１つ
闇を発生させたり攻撃に属性付与エンチャントすることができる(スキル:属性付与が必要)


鑑定
生物や道具を詳しく調べられる
偽装が掛かったものは対象の偽装レベル＋１必要


偽装
ステータスなどを偽ることができる
鑑定に対しては偽るには相手の鑑定レベル＋１必要


時空神クロノーシスの加護
鑑定不可




  鑑定してみて色々分かった。まず属性魔法には８種類あり、私はその内７属性が使えるということだ。……最後の１属性って何だろう？
  あと『鑑定』と『偽装』はとても便利だということだ。特に『偽装』のレベルは上げといて損は無さそう。時空神クロノーシスの加護については何も分からなかったけど今は気にしなくていいかな？

(………武術系のスキルは覚えられるかな？覚えられるならぜひ覚えたいな)