東方少年が幻想入り

ソラ

決着

一方人里では・・・

霊夢(・・・それで、作戦はどうするのよ?)

紫(今思いつく中で、私達のスペルカードを
使って倒す位しか思いつかないわ)

魔理沙(だけど、あいつは能力で弾かれる
だろ?そんなやつにどうやって当てるん
だぜ?)

紫(それが問題なのよね・・・)

早苗(でしたら、奇襲作戦とかどうですか?)

霊夢(奇襲作戦?)

早苗(はい、何人かが近接戦闘をして
その間に後ろからスペルカードを
撃ちまくるのはどうですか?)

紫(・・・やってみる価値はあるわね)

魔理沙(よし!さっそくあいつを探そうぜ!)

椛(・・・・・)
 
作戦の話をしていると椛が少し浮かない
顔をしていた

文(椛、どうしたんですか?)

椛(・・・何か嫌な予感がするんです)

文(嫌な予感?)

椛(はい)

霊夢(そう言えば、あのとき椛は
いなかったわよね?だったら千里眼が
使えるんじゃないの?)

椛(・・・えぇ、使えますが)

霊夢(だったら使ってみてあいつを探して
ほしいんだけど良いかしら?)

椛(わかりました、ちょっと待ってて
下さい・・・・・え?)

暫くすると椛の顔が青くなって涙が
流れ始めた

文(ちょっと椛急に泣いて
どうしたんですか!?)

椛(ジャックさんが・・・血まみれで
倒れて・・・)

全員(!?)

未来(あの!皆さん!ご主人様を
知りませんか!)

そう言いながら未来と玉藻が走って
来て、その後ろから九尾が歩いてきた

魔理沙(ジャックなら、さっき白天狗の
囮になって・・・)

未来(!?そうですか・・・)

霊夢(・・・あんた達、妖気が薄くなって
るけど大丈夫?)

未来(えぇ、今は九尾さんが妖気を
分けているので何とか)

紫(・・・椛、さっきあなたが見たのは
本当なのよね?)

コクリ

紫(・・・そう)

バシューーーン!

そうこうしていると白狼天狗が人里まで
戻ってきた

霊夢(あいつが戻ってきたとゆう
事は・・・)

椛(・・・ッ!)

椛は白狼天狗を見つけると刀を出し
切り掛かろうとした

文(ちょっと椛!待ってください!
気持ちはわかりますが待ってください!)

椛は刀を持って白天狗を斬ろうと
飛ぼうとするが文に押さえられた

九尾(・・・紫、1つ確認したいんだが。
ジャックが死んだのは本当なのかい?)

紫(・・・えぇ)

九尾(・・・そうか、久しぶりに
やってみるかの)

九尾がそう言うとあたりに濃い妖気が
溜まり始めた

紫(!?あんた!またあの時の事を
繰り返すつもりなの!)

狐魂王(安心しなさい、あいつを噛み
殺したら元に戻るわよ)

そう言うと狐魂王の瞳が赤くなり
白狼天狗に向かって飛んで行った

ビュン!

バチーーーン!

狐魂王は殴ろうとするが弾かれた

狐魂王(だったら!)

狐魂王は何度も殴り始めすると・・・

バリーーーン!

白狼天狗(・・・ほぅ、よく破れたな)

狐魂王(・・・死ね!)

そう言い白天狗の首を掴もうとすると

バチーーーン!

狐魂王(チッ!厄介な・・・だったら!)

狐魂王は手を出し白天狗の魂を
取ろうとした・・・だが

狐魂王(・・・貴様)

白狼天狗(ほぅ、やっぱり狐魂王は
物分かりが速いな。だが今度はこっちの
番だ)

そう言い羽を展開し放った
その羽を狐魂王は避けようと構えたが

ドシュ!

狐魂王(・・・な)

ドドドドド!

後ろからナイフが飛んできて背中に
刺さったと同時に羽も多く刺さった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
霊夢(・・・このあたりね)

狐魂王が戦ってる間、霊夢達は少年を
探していた

数分後 

未来(・・・いました)

見つけた時には辺りに血が出ていた

椛(・・・ジャックさん!)

そう言い駆けつけて行った

霊夢(・・・行くわよ)

魔理沙(行くってどこにだぜ?)

霊夢(狐魂王を助けに行くに決まってる
でしょ)

白狼天狗(それならここにいるぞ)

全員(!?)

そこには白狼天狗と名無しがおり
手には傷だらけで所々に羽が刺さっている
狐魂王がいた

ブン!

ドサッ!

狐魂王(・・・すまない、やられた)

魔理沙(おい!お前らの目的は何なんだぜ!)

 名無し(わいらの目的はそこにいる
狐を倒すことが目的や)

名無しは木の影から出て来てそう言った

白狼天狗(俺もそこの狐を倒すことだ)

霊夢(だったらもう止めなさい
目的は達成したでしょ)

白狼天狗(けど、お前らは俺を退治する
だろ?)

椛(・・・何でこんなことを
したんですか?)

白狼天狗(・・・椛さん、俺はあんたを
尊敬もしてたし個人的にも恋をしていた。
だけど、そこの狐が邪魔だったから
名無しに能力を貰って殺したって事だ)

椛(・・・こんなことして、私が
受け入れると思いますか?)

椛は睨みながら言った

白狼天狗(・・・だったら、納得が行くまで
暴れるだけだ)

そう言い羽を射ってきた

霊夢(ック!夢想封印!)

魔理沙(マスタースパーク!)

レミリア(スターオブダビデ!)

早苗(客星の明るすぎる夜!)

霊夢達はスペルカードを放ったが

バチーーーン!

魔理沙(やっぱり弾かれるぜ!)

白狼天狗(・・・・・)

ビュンビュンビュン!

紫(・・・厄介ね、あの羽)

霊夢(一発でも当たると終わりね)

白狼天狗(・・・これでも、まだ受け入れない
のか?)

椛(・・・・・)

白狼天狗(先輩が受け入れないと全員が
傷つきますよ)

椛(・・・・・)

白狼天狗(・・・だったら、あの狐を消滅
させますね)

そう言い白狼天狗は手に強い妖気を
ため始めた

椛(ちょっと待って下さい!それだけは!)

白狼天狗(そうでもしないとあなたは
受け入れてくれないでしょ?)

椛(・・・わかりました)

文(ちょっと!椛!?)

椛(その代わり、もう暴れないで下さい)

白狼天狗(勿論)

白狼天狗(お前もそれで良いか?)

名無し(・・・まぁ、えぇやろ。わいの
目的は達成しとるからの)

魔理沙(・・・もしかして、異変解決
なのかだぜ?)

霊夢(・・・そうね、ジャックの遺体を
埋めましょ)

霊夢がそう言い全員が移動しようと
すると・・・

バシューーーン!

ドオーーーン!

全員(!?)

椛(な・・・)

白狼天狗(これで、埋めなくて済むだろ?)

白狼天狗は弾幕を少年に向かって撃った

椛(・・・暴れないって約束だったじゃ
ないですか!)

白狼天狗(・・・ですが、あいつを
埋めるのに先輩が参加したら
また感情が移ってしまいますからね)

パチン!

魔理沙(あ)

椛は白狼天狗をビンタした

椛(やっぱり、あなたを受け入れる事は
出来ないです)

白狼天狗(だったら消えて下さい)

そう言い弾幕を撃った
そして・・・

ドゴーーーン!

弾幕がぶつかった

文(椛!・・・!)

そこには無傷の椛がいた

魔理沙(椛が無傷って事は何に弾幕が
ぶつかったんだぜ?)

そして煙が晴れると・・・

霊夢(・・・ウソ何で)

魔理沙(おい、あいつって確か・・・)

そこには服がボロボロになっており
片腕が無い少年が飛んでいた

椛(・・・ジャック・・さん?)

少年(・・・大丈夫?)

椛(・・・はい!)

そう言い思いっきり抱き付いた

少年(ウグ!)

椛(!?すいません!つい嬉しくて)

少年(・・・離れてて、あいつと
決着をつける)

少年がそう言うと、体に黄金のオーラが
登り始めた

紫思考(!?あれって・・・)

椛(・・・きおつけて)

そう言い離れた

白狼天狗(・・・お前が俺にどうやって
決着をつけるつもりなんだ)

そう言い羽を展開し始めた

少年(・・・こうやってだ)

ビュン!

白狼天狗(な!?・・ウグ!)

少年は白狼天狗の目の前に、目にも見えぬ
速さで移動し腹に重い一発を放った
そして・・・

白狼天狗(・・・グ!?)

白狼天狗の顔をぶん殴った

ドオーーーン!

木々にぶつかりながら白狼天狗は
見えないスピードで飛んでいった

霊夢(凄い・・・)

魔理沙(これなら勝てるぜ!)

名無し(それはどうかな?)

名無しはいつの間にか魔理沙の後ろに
おりナイフで刺そうとした

魔理沙(しまっ・・・)

ビュン!

ガシッ!

名無しは腕を勢い良く下ろそうとしたが
背後にいた少年に腕を掴まれていた

名無し(な!?あの距離を一瞬d)

少年は名無しの言葉を聞かず
顔を軽く殴った

バキッ!

ズガガガガ!

名無しの顔をなぐるとある程度
飛んでいった
 
魔理沙(た、助かったぜ)

少年(・・・・・)

ザッザッザッザッザ

狐魂王(・・・ジャック)

少年(・・・動かないで)

少年がそう言う狐魂王に向かって手を
出すと黄金のオーラが狐魂王を包んで
傷が治っていった

全員(!?)

狐魂王(・・・痛みが無い)

早苗(そんなはすば、だって重傷の
はずですよ!?)

白狼天狗(クソ!何で当たったんだ!)

気づくと白狼天狗が腕を押さえて
戻ってきた

少年(・・・・・)

ビュン!

白狼天狗(!?ちょっと待っt)

ドゴッ!

少年は白狼天狗を叩き落とした

ズガーーーン!

白狼天狗(クソ・・・)

ポキポキ

白狼天狗(!?)

霊夢(覚悟は出来てるでしょうね?)

魔理沙(何でかわからんけど能力が
戻ってるから魔法が撃てるぜ)

勇義(よくわかんね〜けど殴って
良いんだよな?)

全員攻撃する準備をしながら白狼天狗に
近づいていった

白狼天狗(クソ!吹き飛b・・ガッ!)

少年が上から急降下し白狼天狗の
背中を踏み潰した

ボキッ!

魔理沙(な!?)

白狼天狗(う・・が・・・)

白狼天狗は背骨が折れ痙攣けいれんをしていた

霊夢(・・・この感じだと、もう終わりね)

そう言い霊夢達が帰ろうとすると

ベキッ!

白狼天狗(アアアアアアアアアア!)

全員(!?)

底には白狼天狗の腕を引き千切ってる
少年がいた

魔理沙(あ、あいつ!)

魔理沙は止めようとし少年に近づくと

霊夢(魔理沙!)

魔理沙(うぉっ!?)

ドゴーーーーーン!

魔理沙(あ、危なかったぜ)

霊夢に引っ張られ助かったが二人の
目の前には深めの穴が出来ていた

霊夢(そう言えば紫ジャックから
出てるあれは何なの?)

紫(・・・多分わかるわよ)

魔理沙(じゃあ、教えてくれだぜ)

紫(・・・私もまだ、よくわかってないの
だけれど私はあの状態を
もう1つの夢想天生むそうてんせいと呼んでいるわ)

霊夢(!?ちょっとまちなさいよ!夢想天生は
博霊の巫女しか使えないんじゃ
なかったの!)

紫(私もそう思ってたのだけれど大昔に
一度博霊の巫女以外の人間が
夢想天生を発動出来たのよ)

魔理沙(そのもう1つの夢想天生は
どんな感じ何だぜ?)

紫(・・・自分にとっての敵を倒すまで
発動する無敵状態って所かしらね)

ドゴーーーーーン!

紫(・・・終わったみたいね)

煙が、晴れるとそこにはまだオーラを
まとった少年が立っており手には白狼天狗
を掴んでいた。

魔理沙(・・・て、元に戻ってなくないか?)

早苗(そう言えば、もう一人いましたよね?
その人が残ってるからだと思います)

少年(・・・・・)

ブゥ〜〜〜ン!

少年は指を林の方へ向けるとマスタースパークを射った。その大きさは魔理沙が射つ物
よりも何倍もでかかった

名無し(・・・クソ!俺をこんなめに
あわせやがって!やっぱり止めを
しておくべきだっt・・・)

少年の射ったマスタースパークは名無しを
簡単に包み込みチリ1つ残らず消滅した。

椛(・・・もう一人の方も倒れた
いや消滅したみたいですね)

霊夢(まぁ、あの威力ならそうなるわよね)

魔理沙(でもよジャックの夢想天生が
解けてないんだぜ)

射ち終わった後の少年の体にはまだ
オーラをまとっていた

紫(おかしいわね・・・まさか!)

妖夢(やっと来れました!)

霊夢(妖夢あんた今までどこにいたのよ?)

妖夢(すみません!冥界に沢山魂が
入ってきてその処理をしていて!)

霊夢(・・・そう)

紫(ちょうどよかったわ
妖夢このあたりに魂ってあるかしら?)

妖夢(・・・ありませんよ。
あれ?そう言えば何でこのあたりに魂無いんですかね。
遠くから見ても激しかったのでこのあたりに魂あっても不思議じゃないんですけどね)

紫(全員!戦闘体制を取りなさい!)

魔理沙(何でだぜ?)

紫(暫くしたらわかるわよ)

暫くすると少年の尻尾が一本から九本に
変わった。そしてその瞬間・・・

ブワッ!

全員(!?)

霊夢(何この濃い妖気は!)

紫(やっぱり・・・)

魔理沙(やっぱりって何がだぜ!)

紫(全員忘れてるかもしれないけど
彼はあくまで、狐魂王の子供なのよ。
だから狐魂王の血を受け継いでる
とゆうことは、どうなるかもう
あなた達ならわかってるでしょ?)

霊夢(・・・まさか!)

グギャギャギャ!

話していると少年の近くに黒い妖怪が
近づいてきて、その瞬間・・・

ドサッ!

全員(!?)

近づいてきた黒い妖怪が急に倒れ
灰となった。
それと同時に少年の妖気が更に強くなった

早苗(ちょっと!更に妖気が強くなったん
ですけど!)

紫(彼は魂を食えば食うほど強くなるわよ
それに加え夢想天生もまだ発動してるわ。
全員きおつけて戦いなさい!)

妖夢(だから、この辺りに魂が
無いんですね!)

レミリア(とゆうか戦いなさいって夢想天生は無敵何でしょ!どうやって戦うのよ!)
 
紫(何とかするしかないわよ)

椛(・・・・・)

ザッザッザ

文(ちょっと椛!?)

椛は少年に近づいて行った
  
椛(・・・もう大丈夫ですよ)

そう言い軽く抱き締めた瞬間

サァ〜〜〜

少年の尻尾が一本になり
黄金のオーラも無くなり夢想天生も
解けていった。

少年は力尽きて椛のいる方向に倒れ
椛はそれを受け止めた

魔理沙(・・・今度こそ終わった
みたいだな)  

霊夢(そうね、帰って宴会の準備を
しましょ)

魔理沙(あぁ!やっと酒が飲めるぜ!)

そう言い帰ろうとすると・・・

椛(ジャックさん!)

早苗(・・・え?)

全員が振り替えると足元から少しずつ
光となり消えていってる少年がいた

霊夢(・・・何で)

紫(やっぱりこうなったわね)

霊夢(やっぱりってどうゆう意味よ)

紫(・・・さっきの夢想天生
前にもあったって言ったでしょ。
その時も終わった後に光となって
消えていったのよ)

 フラン(何でそれを速く言わなかったの!)

紫(そうでもしないと、あの二人を
倒せなかったからよ)

霊夢(・・・クッ!)

霊夢は紫に近づき胸ぐらを掴んだ

紫(じゃあ、あなた達に聞くけど彼の
夢想天生無しであの二人に勝てたって
言うの?)

霊夢(・・・)

霊夢は悔しそうな顔をして手を離した

少年(・・・うん?)

椛(!ジャックさん!)

少年(・・・終わったの?)

早苗(もしかして、さっきまでの記憶が
無いんですか?)

少年(・・・よく・・覚えてないや)

早苗(そう・・ですか)

ブゥ〜〜〜ン
 
未来 玉藻(キャア!?)

紫(・・・二人ともジャックがもう
暫くしたら消えてしまうから
別れの挨拶をしておきなさい)

玉藻(お兄ちゃん!)

未来(あ・・・!)

紫の言葉を聞くと二人は少年の所まで
走っていった
二人がつく頃には少年の体は半分
消えていた

魔理沙(何とかならないのかだぜ?)

紫(ムリよ、私もその時に色々したけど
ダメだったわ)

霊夢(・・・冥界に行けば会えるんじゃ 
ないの?)

魔理沙(!その手がa)

紫(それもダメだったわよ)

魔理沙(何でだぜ!?)

紫(私もあのあと、冥界に探しに行ったの
だけれどいなかったのよ)

霊夢(・・・てことは)

紫(えぇ、魂と一緒に完全に消え去るわよ)

早苗(そんな・・・)

椛(・・・ジャックさん、大丈夫ですか?)

少年(・・・うん)

椛(・・・大好きでしたよ)

少年(・・・・・)  

少年は何も言わなかったが頷いて
目を閉じた。
そして・・・

完全に光となって消えていった・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうも主です

やっと実習が終わった(;゜∀゜)

今回は長く書いてちょっと
疲れた(  ゜Д゜)

今後は少しは更新が速くなると思います

多分、次回が最終回になるかもしれません 

この小説が終わったらまた別の小説を
投稿しようと思います。

今の所は前から作ってみたかった
異世界転生の話を
作っていきたいです(*´ω`*)

ハーレムにするか普通にファンタジー
にするかなどに迷ってるけど(;゜∀゜)

それでは、今回はここまでです
次回もお願いしますm(__)m






 













































































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