東方少年が幻想入り

ソラ

前触れ

11月になって、幻想郷はまだ少しでは
あるが雪が降り始めていた。

その結果、前よりも布団から出るのが
嫌になってきていた。
正直ずっと入っていたい・・・

椛(・・・そろそろ、起きて下さいよ)

椛は苦笑いしながら言った

少年(・・・無理)

椛(そう言わず、布団から出てください)

そう言い椛は布団を引っ張り始めた

少年(やめろ〜引っ張るな〜!)

そう言い少年は布団に引っ付き引っ張り
始めた

椛(いい加減、出てくださi・・!?)

バキバキ!パリン!

少年(・・・何の音?)

一階から、木が削れる?音やガラスが
割れる音がした

二人は一度一階に降りることにした
しかし流石に目が覚めたため
嬉しいような悲しいような
何とも言えない少年だった・・・

ガチャッ!

一度外に出てみると・・・

少年(・・・なんじゃこりゃ!?)

家の回りに博霊神社に上ろうとする
黒い妖怪がむらがっていた
しかし、結界?のようなもので塞がれていた
 
・・・グガ

グガグガ

一匹がこっちに気づいた瞬間全員が
少年を見つけた。その瞬間・・・

グガ!

一斉に少年向かって攻撃してきた

少年(まじかよ!?取り敢えず!)

パチン!

バシューーーン!

グガ!?

能力で、一匹だけ残しそれ意外は消滅
させた。
その結果、一匹は飛んで逃げようとしたが
能力で気絶させた。しかし地上に落ちた
瞬間黒い砂になってしまった

椛(・・・何だったんですかね?今の)

少年(わかんないけど、一度霊夢さんと
合流した方が良いかもな)

椛(わかりました。私は一度妖怪の山に
行ってきますね。文さんや大天狗様が
心配なので)

少年(わかった、きおつけて)

椛(はい!)

そう言い椛は飛んでいった

少年は霊夢のもとへ行くことにしたが
その中で1つ思ってた事があった。
始めて幻想郷に来たとき霊夢が
言っていたこと。異変が起きる事が
あると・・・少年はその言葉を
思い出していた

少年移動中

少年(・・・霊夢さん、やっと
見つけました)

霊夢を見つけた時には人里にいた

霊夢(・・・あんたもきたのね。
家は大丈夫なの?)

少年(念のため結界を貼ってるので
大丈夫です)

霊夢(そう、なら良かった)

少年(霊夢さんは、何で人里に?)

霊夢(・・・見回りみたいな物かしら。
さっきから黒い妖怪が沢山出て来て
人里に入ろうとしてるのよ)

少年(でも、結構前に僕の能力で
結界を貼ったから大丈夫だと
思いますけど?)

霊夢(そう、なら良かっt)

バリン!

里の人(!?黒いやつが入ってきたぞ!)

霊夢(・・・・・)

少年(・・・・・)

二人(何で入ってきてるんだ!)

二人はそう叫ぶと、妖怪の元へ飛んで
いった

数時後

少年(ハァ・・・ハァ・・)

霊夢(・・・だいぶ・・減って
きたわね・・・)

あの後、結界を貼っては壊され
貼っては壊されの繰り返しで
流石に疲れた。しかも、気がつくと
あたりは暗くなり始めていた

霊夢(・・・そう言えば、あんたの家も
結界だったわよね?大丈夫なの?)

少年(!?やべ!)

少年が、その事に気付き 
行こうとすると・・・ 

玉藻(お兄ちゃん!)

少年(ウグ!?)

後ろから玉藻が飛び付いてきた

少年(・・・え?玉藻)

九尾(まったく、大変だったぞ
ジャックよ)

少年(九尾さん何で人里に)

九尾(無論、あの妖怪から避難して
きたんじゃ)

少年(・・・!?未来は)

九尾(安心せい、今人里の調理場におる)

少年(なら良かった)

魔理沙(おーい!霊夢!)

少年(あぁ、魔理沙さん)

魔理沙(お、ジャックもおったのか)

少年(当たり前ですよ)

霊夢(それで、どうだったのよ?)

少年(どうだったって何がですか?)

魔理沙(あぁ、霊夢にあの妖怪の出所を
探してこいって言われてな)

霊夢(それで、どうだったのよ?)

魔理沙(はっきり言ってこれと言った
収穫は無かったぜ)

霊夢(・・・そう)

少年(それで、今後どうしますか?僕の
能力で終わらせますか?)

霊夢(・・・そうしたいと言いたいけど
あんたの能力ばかりに頼ってたら
博霊の巫女の立場が無くなるでしょ。
それに紫にも何か言われそうだし)

少年(確かそうですね。・・・そう言えば
紫さんは?)

霊夢(あぁ、紫なら原因をさぐってくるって言って何処かに行ったわよ)

少年(そうですか)

椛(・・・あ!ジャックさん!)

少年(あぁ、椛お帰り。文さんや
大天狗さんは大丈夫だった?)

椛(はい、大丈夫でした)

少年(なら、良かった)

九尾(それで、今後はどうするのじゃ?)

霊夢(取り敢えず、出来るだけ戦える人を
人里に集めた方が良いかもしれないわね)

魔理沙(とゆうか、今回の出来事は
異変なのかだぜ?)

霊夢(・・・まぁ、異変には近い
でしょうね)

少年(・・・そうですか)

ブゥ〜ン!

霊夢達と話しているとスキマが出て来て
そこから紫が出てきた

霊夢(・・・わかったの?原因は)

紫(・・・原因かは、わからないけど
それっぽいのは見つけたわよ)

霊夢(何処なのよ?)

紫(・・・妖怪の山の奥深くに強い
妖気を1つかすかに感じたから、そこが
原因の1つかも、しれないわね)

魔理沙(よし!じゃあ、今から行こうぜ!)

紫(それは、無理よ)

魔理沙(何でだぜ!?)

紫(一度近づいてみたのだけれど・・・
居なかったのよ、そこには)

霊夢(居なかったって何がよ?)

紫(強い妖気を放ってる元が
居なかったのよ)

全員(!?)

少年(・・・もしかして、透明とか?)

紫(それは、無いわ。もし透明なら
既に人里とかを襲ってはずよ)

少年(・・・じゃあ、何でなにもして
こないんだ?)

紫(・・・力を貯めてるのだと思うわ。
見えないのは、何かしらの結界が
あるからかも、しれないわね)

玉藻(じゃあ、その結果を破れば
良いんじゃ・・・)

紫(私も一度、試してみたけど
破れなったわ)

魔理沙(まじか)

紫(取り敢えず、今は出来るだけ
体を休めなさい。私はもう少し
探ってみるわ)

そう言い、紫はスキマに入っていった

ザッザッザ

未来(ご主人様、夕食の準備が
出来ましたよ)

少年(わかりました。それじゃ紫さんが
言った通り今は休みますか)

霊夢(そうね、今は休みましょ)

魔理沙(良し!それじゃ、酒の準備を!)   

霊夢(バカ、異変が終わるまで
おあづけよ)

魔理沙(あんまりだぜ!)

魔理沙は半泣きで言った

少年(・・・・・)

椛(・・・どうしました?)

少年(いや、何でもないよ)

その後は、ゆっくり休むことにした

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名無し(・・・どうや?体の調子は?)

白狼天狗(・・・あんまり、変化は
無いんだが)

名無し(まぁ、完成はしたのは能力
せやからステータスにはなんら
変わりは無いで)

白狼天狗(・・・そうか。ところで
完成って事は暴れて良いのか?)

名無し(・・・お好きなように)

白狼天狗(・・・わかった)

そう言うと白狼天狗は飛んでいった























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