東方少年が幻想入り

ソラ

恩返し

レミリア(・・・久しぶりね)

少年(えぇ、お久しぶりです)

あの後、魔理沙をパチュリーに預け今は
レミリアと一緒に紅茶を飲んでいた。
それにしても・・・

少年(うまいですね、この紅茶)

レミリア(えぇ、咲夜に良い紅茶を作って
もらったからよ)

少年(・・・それ、僕が飲んでも
良いんですか?)

レミリア(勿論よ、あなたには感謝しても
しきれないからね)

少年(そうですか)

そう言い少年は紅茶を少し飲んだ

レミリア(そう言えばあなた、これからは
どうするの?)

カチャ

少年(う〜ん、そうですね・・・!そう言えば
最近、白玉桜に行ってないから少し顔を
出しに行こうかな)

あの時の恩返しもしたいしな

レミリア(そう、なら気お付けてちょうだい。
まぁ、あなたの能力なら大丈夫だと思う
けど)

少年(わかってます)

ゴクリ

少年(それじゃ、行ってきますね。
ごちそうさまでした)

少年は紅茶を飲み干しそう言いながら
白玉桜に向かった

少年移動中

ピキュン!

少年(・・・・・)

ザッザッザッザ

少年(お久しぶりですね、妖夢さん)

妖夢(・・・え〜とどちら様ですか?)

少年(?あぁ、そうかまだこの姿は見たこと
ないですよね)

パチン!

少年は指を鳴らすと人間の姿に戻った

妖夢(・・・!もしかしてジャックさん
ですか!久しぶりですね!)

少年(はい、お久しぶりです。元気にして
ましたか?)

妖夢(は、はい元気にしてました!。
そう言えばどうして白玉桜に?)

少年(初めて会った時の恩返しをしようと
思って)

妖夢(で、でも私恩返しされるほどのことは
してませんが)

少年(そうだったとしても、恩返しをさせて
ください。でないと、何かモヤモヤする
ままなので・・・)

妖夢(う〜ん、でも・・・)

幽々子(良いじゃないのよ、本人がそう
言ってるんだからさせてあげなさい。妖夢)

気が付くといつの間にか妖夢の後ろに
幽々子が立っていた

妖夢(・・・わかりました。それじゃ
お言葉に甘えさせてもらいますね)

少年(ありがとうございます。それで
僕は何をすれば良いですか?)

妖夢(う〜ん、そうですね・・・あ、じゃ1つ
お願いしたいことがあります!)

少年(何ですか?)

妖夢(幽々子さんの、話相手になってほしいです)

少年(幽々子さんのですか?)

幽々子(妖夢、私の事は気にしなくて
良いわよ)

妖夢(ですが、今日の仕事はほとんど
終わっているので、これといった
仕事がなくって・・・)

幽々子(だったら、剣の修行相手になって
もらったらどうかしら?)

妖夢(え!?さ、流石にそれは・・・)

少年(あぁ、別に大丈夫ですよ)

妖夢(え、良いんですか!?)

少年(勿論です)

幽々子(ほら、彼はそう言ってるわよ)

幽々子は扇子で口を隠しながらそう言った

妖夢(・・・じゃ、お願いします)

妖夢は何故か顔を赤くしながら言った

少年(わ、わかりました)

妖夢(ちょっ、ちょっと準備してきますね!)

妖夢はそう言い走って行った

そして数分後

妖夢(お待たせしました!)

妖夢は背中に刀を2本背負って走って来た

少年(それじゃ、ルールはどうしますか?)

妖夢(そうですね〜・・・じゃ相手に先に
一撃入れた人が勝ち、でどうですか?)

少年(わかりました、それじゃ・・・
始めますか)

妖夢(えぇ、わかりました)

二人は刀を構えながらそう言った

二人(・・・・・!)

ガギィーーーン!

お互い走りだし、つばぜり合いをした

ギリギリギリ!

ガギィーーーン!

そして二人はお互いに刀で斜めに
なぎ払いをして後ろに飛んだ
そして

ビュンビュンビュン!

妖夢は刀で真空切りしんくうぎをした
そして少年は

ガギィーン!キィン!キィン!

ザシュ!ザシュ!ザシュ!

持っている刀で真空切りを受け流した
その結果後ろにある松や壁にあたる
はめになった

少年(・・・すいません、壊してしまって。
後で治しておきますね)

妖夢(は、はい・・・)

妖夢は真空切りを受け流すのを見て驚き
壊れた松や壁あまり目が行っていなかった

少年(それじゃ、今度はこっちから
行きますね!)

そう言い少年は走り出した

ビュン!

妖夢(え!?)

妖夢からは向かってくる少年が急に消えて
驚いていた。そして・・・

ビュン!

ピタ

妖夢(・・・・・)

妖夢の首の横には少年の刀が向いていた

妖夢(・・・・・私の負けですね)

少年(え?でもまだ一撃
入れてませんが・・・)

少年は刀を下ろしてそう言った

妖夢(確かにそうですけど、ここが戦場
だったら私の首は落ちていました。
だから、私の負けです)

少年(・・・何かすいません)

妖夢(いえいえ、謝らなくて良いですよ!
ジャックさんは悪くないですから!)

少年(ですが・・・)

幽々子(ジャック)

名前を呼ばれて振り向くと微笑んでる
幽々子が立っていた

少年(・・・わかりました、それじゃまたの
機会にお願いします)

妖夢(はい!またお願いします!)

少年は幽々子から、気にしなくて良い、と
言われてる気がして素直に認める事にした

妖夢(あ、ジャックさんもし良かったら
休んでいってください。丁度お菓子も
ありますので)

少年(・・・じゃ、お言葉に甘えさせて
もらいます)

妖夢(はい!)

その後は三人でお菓子をつまみながら
ゆっくりした。そしてなんやかんやあって
止まることにした。勿論、椛達に許可を
取って。

そしてその夜

少年(ちょっ!?何で僕の布団の中に
入って・・・)

幽々子(フフ、気にしなくて良いわよ)

少年(いや、気にしますよ!?てか、何で下着
何ですか!)

そこには下着姿になってる幽々子がおり
どうしても鼓動が速くなってしまった

幽々子(・・・・・)ニコリ

少年(いや、何で微笑むんですか!?いや
ちょっと待っ、アァーーーーーーーー )

その後少年は気を失うまで色々絞り取られた
まぁ、気を失っても叩き起こされたけどね
ハハハ・・・眠れない(  ;∀;)

少年が眠りについた時間は朝の5時だった





























コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品