東方少年が幻想入り

ソラ

地霊澱

少年(・・・・・ここは?)

気がつくと自分は少し大きめのベットの
上で寝ていた

ガチャ

???(あら、起きていたのね)

声がする方を向くとそこには、青い服を着て
体に目とクダ?のようなものがついている
少女がいた

???(・・・これはサードアイって言うのよ)

少年(!?・・・そう・・ですか・・・)

少年思考(よまれた?いや、まさかな・・・)

???(・・・あなた、心をよまれたって
思ってるでしょ?)

少年(!?・・・心がよめるんですか?)

???(えぇ、よめるわよ)

少年(もしかして、そのサードアイって
言うのでよんでるんですか?)

???(えぇ、そうよ)

少年(そうですか)

???(・・・・・)

少年(・・・・・)

沈黙中・・・

少年(え〜と、自己紹介した方が良いですか?)

さとり(・・・ジャックって言うのでしょ、
よんだからわかるわよ。後私は古明地 こめいじ
さとりって言うわ。)

少年(そうですか、改めてジャックです。
よろしくお願いします)

さとり(・・・・・)

少年(どうしました?)

さとり(・・・あなた、私が怖くないの?)

少年(何でですか?)

さとり(私は心がよめるのよ、やろうと
思えばあなたの弱点だってわかるのよ)

少年(それがどうかしましたか?)

さとり(!?どうしました?ってあなたの弱点がわかるし考えてることもわかるのよ!
普通に考えて怖いでしょ・・・)

少年(・・・・・さとりさんの能力は怖く
ありませんよ。それよりも僕の能力の方が
怖いですよ)

さとり(・・・・・え?どうゆう意味?)

少年(気になるのでしたら僕の心を
覗いてみてください)

少年がそう言うとさとりは目を閉じた

少女確認中

さとり(・・・!?・・確かに私より
あなたの方が怖いわね)

少年(さとりさん、僕のこと怖いですか?)

少年は微笑みながらそう言った

さとり(・・・・・怖くないわよ)

さとりも微笑みながらそう言った
そしてその顔には涙が少しだけ流れていた

数分後

少年(・・・そう言えば、さとりさん僕は
どうしてここに?)

さとり(二人の鬼があなたをここに
運んできたのよ。次に会ったらお礼を
言っておくのよ)

少年(勿論ちゃんと言っておきますよ)

さとり(そう、それなら良いわよ)

少年(・・・所でさとりさん、1つ聞きたいことが)

さとり(何かしら?)

少年(その、引っ付きすぎな
気がするんですが・・・)

あの後さとりが隣に座ったと思うと腕に
触れるぐらいに近づいてきた

さとり(・・・・・ダメじゃないなら
良いじゃない)

そう言いさとりはさりげなく腕を掴んできた

少年(いや、別に良いですけど誰かに
見られたらまずいでしょ)

さとり(大丈夫よ、今は誰もいないから)

少年(そうですか、それなら良かっ・た・・?)

視線を感じ窓を見るとそこには
耳の内が赤い黒猫がいた

少年(・・・・・)

さとり(どうしたの?)

少年(いえ、地底にも猫がいるんだなと
思って)

さとり(・・・地底に猫はいないわよ)

少年(え!?じゃあの猫は)

さとり(別に気にしなくて良いじゃない)

そう言いさとりはさらに近づき猫を見ようとしなかった

さとり(それに、いるとしても
おりんぐらいよ)

少年(おりん?)

さとり(えぇ、私が妹のために飼っている
ペットよ)

さとりがそう言うと猫が人間?に擬人化した

少年(・・・ちなみに、その猫の特徴は?)

さとり(そうね・・・服は黒っぽい色を
していて目と耳の内側と髪の色が赤い
妖怪よ)

少年思考(服は黒っぽい色で目と耳の内側と髪の色が赤い・・・全部当てはまるじゃ
ないか!)

少年(あの〜、そのおりんって妖怪が今
目の前にいるんですが・・・)

さとり(そんなわけないでしょ、それに
おりんはさっき死体を探しに行ったばかり
よ)

少年(そうだったとしても窓を
見てください!)

さとり(わかったわよ、窓を見れば
良いんでしょ・・・!?)

さとりの目の先にはニコニコ笑うおりんが
いた
そしてさとりは恥ずかしくなり顔が
赤くなっていった

さとり(・・・・・)

おりん(・・・・・)

スタスタスタスタ

少年(あ、動いた)

二人がみつめあうとおりんは微笑み何処かに行ってしまった

少年(ね、いたでしょ)

さとり(・・・・・その、ごめんなさい
色々と)

さとりは顔をさらに赤くしてそう言った

少年(別に良いですよ、なれてますから)

そう言いながら少年はさとりの頭を撫でた
さとりはされるがままになっていた

数分後

さとり(・・・と、取り敢えず今日は遅いか
らここにとまっていきなさい)

少年(は、はいわかりました)

さとり(・・・ごめんなさい、ちょっと失礼
するわね)

少年(わ、わかりました)

そう言いさとりは部屋から出た、その後走る音が屋敷に響いていった

少年(・・・よし取り敢えず寝るか)

そう言い少年は寝ることにした















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