悪魔の妹

魔理沙(お､おい嘘だろ・・・)

チルノ(イテテテテ､あれジャックがいない
あいつ何処に行ったのよ?)

大ちゃん(チルノちゃん､ジャックさんなら)

チルノ(わかった!コウモリあんたが
ジャックを倒したのね!)

レミリア(え!?た､確かにグングニルを投げたのは私だから結果的に彼を倒したことになるけど､これあの妖精のせいでも
あるような・・・)

チルノ(兎に角今からあんたを氷付けにしてやる!)

チルノ(凍符!「パーフェクトフリーz」)

ピチューーーン！

大ちゃん(チ､チルノちゃーーーん!)

レミリア(取り敢えず､さっきの妖精を
ピチュッたけど彼には悪いことを
したわね・・・)

霊夢(・・・!?レミリア!飛びなさい!)

レミリア(え？きゃっ!?)

霊夢がそう言うと咲夜が彼女を抱え
飛び上がった瞬間

ドーーーン！ガラガラガラ!

魔理沙(今度は何だぜ!?)

煙の中からレミリアと同じような翼に
赤と白の服を着た少女が立っていた

レミリア(フ､フラン・・・)

フラン(・・・るい)

レミリア(え?)

フラン(お姉様だけ､ずるい)

レミリア(ずるいって何が・・・)

フラン(そんなことわかってるだろ!)

ピキューーーン！

フランが怒りと同時に指先から赤い光を出しレミリアの頬をかすった

レミリア(フラン・・・)

咲夜(お嬢様!)

レミリア(ありがとう咲夜)

咲夜は能力でレミリアの傷を出来るだけ
治しレミリアを庇うように前に立った

フラン(・・・咲夜そこを退いて､でないと
あんたも､破壊するよ)

そう言いながらフランは強い殺気を放出した

霊夢(魔理沙!)

魔理沙(わかってるぜ!)

ババ！

フラン(・・・霊夢と魔理沙なんのつもり?)

霊夢(勿論貴方を止めるためよ!)
 
フラン(止める?この私を?フフ､キャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!)

フラン(止められるわけないでしょ!決めた､あんたたち全員、破壊してあげる､勿論そこにいる天狗達もね)

文(!?何で私達も入ってるんですか!私達関係ないじゃないですか。(  ；∀；))

椛(そ､そうですよ!壊すなら文さんを壊してください!)

文(ちょっと椛!なにさりげなく私を盾にしようとしてるんですか!?)

椛(良いじゃないですか!私だってまだ生きたいですもん!)

文(それは私も同じです!)

霊夢(あんたたちよくこんな場面で喧嘩できるわね)

魔理沙(まったくだぜ､目の前に何でも破壊する少女がいるってのにな)

フラン(うるさいな〜先にあんたたちから破壊してあげる!)

文椛(!?)

レミリア(フラン!)

だがレミリアの声を届くわけなくフランは文と椛の目の前に移動し二人を破壊しようとした

フラン(消えなさい!)

ぶ〜〜〜〜ん!

フラン(!?何､急に目の前が暗く)

文(椛!今です!)

椛(は､はい!)

そう言い二人は霊夢達と合流した

霊夢(あの暗闇もしかしてルーミアの仕業ね)

ガシッ!

全員(!?)

暗闇が晴れその中ではフランがルーミアの首を掴んでいた

ギリギリギリ

ルーミア(う・・・あ・・)

霊夢(ルーミア!)

フラン(よくも邪魔してくれたわね､あんたから破壊してあげる)

そう言いフランは手に気を溜め始めた

霊夢(魔理沙行くわよ!)

魔理沙(・・・)

霊夢(ちょっと魔理沙!なにをして・・・!?体が動かない)

フラン(あ､いい忘れてたけど､邪魔されたくないから皆の動きを封じたよ)

霊夢(ど､どうやって・・・)

フラン(簡単なことだよ､私の能力で皆の動きを一時的に破壊しただけだよ､これで邪魔する人はいなくなるからね)

レミリア(フラン!止めなさい!)

フラン(フフ、消えなs)

ピキュン!

全員(!?)

大ちゃん(ルーミアちゃんが消えた)

魔理沙(もしかして､破壊されたのか・・・)

霊夢(!?いや違う､でもこの気は)

(・・・ルーミア・・大丈夫?・・・)

レミリア(う､嘘信じられない)

魔理沙(で､でもあいつ死んだはずだよな)

霊夢(ジャック!何で貴方が生きているの!?)

そこにはルーミアをお姫様抱っこし
グングニルが胸に刺さってる状態の少年の
姿があった・・・・