ふわっとした異世界の作り方
第33話:魔法を設定しよう
魔法を設定する際、まず最初に魔法がどれほど世界の認知されているかを設定しましょう。
例えば、どんな重症も一瞬で治療でき死者も組成できる魔法が一般的なら傷害や殺人は必要経費と慰謝料と謝罪だけですむ社会になってしまう可能性があります。
そんな社会ならどうせ治るからと言って暴力が蔓延するかもしれません。
たった一人で天変地異を引き起こし、巨大な都市を一瞬で跡形も無く破壊可能だとしたら、たった一人のテロリストな魔法使いの存在にあっけなく社会は崩壊するでしょう。
結果、社会は不安定か高度な社会は築けず、暴力で訴えるのが有効なら社会の発展は低い可能性があります。
強力な治癒魔法の存在は医療技術の発展を抑制し、強力な破壊魔法の存在はさまざまな技術の発展を防ぐでしょう。結果として強力な魔法が誰でも使える世界なら技術発展はせず、原始時代に近い社会になるかもしれません。
そんな時代だと、より強力な魔法が使える人物が社会的地位も高いでしょう。逆にあなたの作品世界の魔法は威力が低い、手品程度の事しかできないなら社会に与える影響は無きに等しくなり、さまざま技術も発展するとおもわれます。
次に魔法が使える人物の割合。これで魔法使いの地位も決まりやすいです。
魔法を使える人間が多ければ安定した地位につく。少なければ最悪魔女狩りのような扱いを受けるかもしれません。
多くの人が魔法が使えれる世界では、高度な魔法が使える人物は尊敬の対象で、地位も高いか、会に必要不可欠な存在として機構の中に組み入れられているかもしれないです。
逆に魔法を使える人物が少数派の世界では畏怖の対象ともなり、場合によっては迫害されるかもしれません。
魔法が当たり前の世界では魔法に関する法律や教育課程が細かく規定されるでしょう。魔法が強力な力を持つならなおさらです。
強力な破壊魔法などは一般には修得を厳しく制限されるだろうし、そもそも魔法を学ぶにあたって詳細で執拗な人格調査などが行われることが考えられます。
治療魔法の使い手などは積極的に養成されているかもしれません。その一方で魔法が学問として成立し教育課程も行き届いている可能性もありえます。
逆に魔法使いが少ない世界では規制する法律も無く、教育なども特には無いでしょう。
ただし、魔法の存在が少数ではあっても確実視される世界では、数少ない魔法使いは厳重な管理下におかれ日常的に監視されているかもしれません。
社会的地位があったり無かったり、ある時は便利な存在、あるときは社会の不安定要素として爪弾きにされるでしょう。
          
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