ふわっとした異世界の作り方
第23話:戦争を設定しよう
ファンタジー世界のベースとなる中世ヨーロッパ時代、戦争は日常的でした。
現代の我々が考えるような大規模なものではなく、領主同士の領地の国境線や水権利を巡った小規模なものから100年戦争のような大規模なものまであります。
リアルの戦争は中世から17世紀までは補給をめぐる戦争でもありました。
当時は補給線やらドクトリングなんて概念がなく、移動ルートにある街から徴収、略奪が基本でした。
この進軍ルートで軍が下手すると自壊することもありました。
村や町があると思って進軍したら飢餓や疫病で村が滅んでいた。参戦している貴族の自領が進軍ルートになっており、領地が荒れるのを嫌がって進行ルートの変更や果ては参戦拒否、略奪を防ぐために同じ国の領主同士が争う顛末。
また、中世時代の軍というのは貴族たちの寄せ集めなので指揮系統が弱く軍を分割して挟撃する作戦もよほど指揮者にカリスマか権力があるか、作戦を言い渡された貴族の軍が優秀でないとタイミングとか合わせられないでしょう。
季節によっては出兵を嫌がるでしょう。特に冬は食料の確保も難しく、中世時代は小氷河期と呼ばれるほど寒い時代で暖を確保しないと風邪などで兵が使えなくなってしまうこともあります。
戦争を作品の題材にするときは季節と補給を念頭に置くと物語にスジが入るのではないでしょうか?
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