ふわっとした異世界の作り方
第20話:都市国家、自由都市を設定しよう
都市国家や自由都市とは独立自治を認められた小国ともいえます。
昨今のファンタジー系Web小説では都市国家、自由都市というのがあっても個性が申し訳ないですが見受けられません。
都市国家や自由都市ほど風土や独自の文化がといったオリジナリティの空間が生まれやすい場所はありません。
例えば古代ギリシャのポリスの一つスパルタ。軍事に特化した都市国家で子供が生まれると丈夫かどうか選定し、不健康だと判断されると赤子は丘の上から投げ捨てられました。現代人から見れば非常識で残酷だと思いますが、スパルタからすれば当たり前……価値観の違いです。
古代の都市国家の大半は奴隷の労働が前提で国政が運営されていました。
奴隷は市民になることを夢見て働き、市民は奴隷と都市を守るために外敵と戦うという構図が出来ていました。
都市国家ごとに運営方法が違っていたといわれています。Aと言う都市国家は王政、Bと言う都市国家は小規模民主主義など都市国家ごとに文明文化を設定できるとも言えます。
都市国家は住民になるのは容易でも市民になるのは困難でした。主人公が家を買い、そこから市民になるためにいろいろ苦労したりするストーリーとかどうでしょうか?
中世ヨーロッパ時代には農奴は都市国家によく逃げ込みました。
理由は領主は都市国家に手を出せず、また法律で1年と1日過ぎると農奴身分から解放されるというのがあったそうです。
領主の圧制に苦しむ農奴達の依頼を受けて都市まで逃走の手引きや護衛をするエピソードとか面白そうではないですか?
都市国家や自由都市はいろいろな個性が生まれるところです。単なる物資や情報の収集場所にしていませんか?
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