ふわっとした異世界の作り方

パクリ田盗作@カクヨムコン3参戦中

第7話:舞台に登場する人物の人生を設定しよう



タイトルだけ見ると重苦しく見えますが、生まれて寿命で死ぬまでの大まかな期間を決めると作品世界観に深みが増します。


例えば中世ヨーロッパ時代は戦争、疫病、飢餓、乳児の死亡率、その他諸々の事情によって平均寿命が短かったと言われています。
現代日本なら栄養状態や医療の発達など様々な要因で平均寿命は年々伸びています。
貴方の作品舞台に登場する人物の平均寿命と成人として認められる年齢などを設定します。


人生を設定することで平均寿命、成人として認められる年齢、結婚適齢期、老人と言われる年代などが決まっていくと思います。


現代日本なら20歳で成人です。中世ヨーロッパ風ファンタジー世界だと10~15歳前後で成人と言われています。
結婚適齢期も日本は20代~30代、中世ヨーロッパ風ファンタジー世界なら市民と貴族で変わっていきますが、20代が行き遅れなんて言われていたりします。


人生を設定する際、経済も視野に入れると深みが増します。
難しく考える必要はありません。暮らしに必要なものをどうやって手に入れているかを考えればいいのです。
物々交換が主流なのか、金銀銅などの貴金属貨幣なのか、モンスターの討伐、労働に費やした期間や成果で配給されるのか。
その舞台の生活圏の主食も設定してください。麦なら農耕民族で畑を耕している。肉食なら狩猟、遊牧民族で獲物がいるエリアを転々と移動しているなど設定できると思います。

          

コメント

コメントを書く

「エッセイ」の人気作品

書籍化作品