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魔王の息子と勇者になろう【凍結中】

カズト@手直し作業

第十一話 悪魔と協力….するしかない

 
 
このあと、どう動く?
逃げる…、それは最悪の選択肢だ。
だが、他に何がある⁉

「落ち着け」

肩に置かれた手にハッとする。

「…悪い」
「共に考えよう。これを乗り切る道を」
「そう、だな」
 

バトルロワイヤルです。
その言葉がこの場を震撼させた。
さすが勇者育成学校だという感動で?
他の者の強さが分からない恐怖で?
まあ、お解かりだろうが前者がサタナス、後者がおれだ。
本当に?
今から?
冗談だろう?
色んな生徒が口々に言う。
同感だ。
バトルロワイヤル。
殺し合いでもしろというのか。

「殺し合いではありません」

人の考えを見透かすような言葉に。
安心したのも束の間。

「動けなくなった生徒は順に」

初級クラスに割り振られます、と。
擦り傷、掠り傷、捻挫、打撲、骨折。
粉砕骨折だろうが構いません。
目を潰しても、鼻をもぎ取ろうと、腕を引き千切ろうと、足を折ろうと。
切ろうと、伐ろうと、斬ろうと。
噛もうと、食おうと、齧ろうと。
何をしても構いません。

「殺すのはなるべく控えては欲しいですがね」

そう、締めくくった。
怒号、は無かった。
悲鳴、も無かった。
 

沈黙。
 

の中に一つ。
笑い声が。
 

あはは
あははは
あはははは
クククッ
ククククッ
フフフフ
フフフフフ
 

なーにしよう何しよう
なーにで遊ぶ何遊ぶ
 

上等だ、ね
 

コろしア、オうよ
 

モーゼの十戒の如く生徒の波ように割れる。
できた道の真ん中で佇むのは。
小柄な、生徒。
真っ白な髪が、揺れる。
未だに笑いを止めない彼は。
体を、揺らす。
 

ア、は
 
 
 


 

〜*〜*〜*〜*〜
次回グロくなる予感しかしません。
ご注意を( ´ ▽ ` )

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