俺と魔王の優雅な日常

ノベルバユーザー108708

俺と魔王とメイドと

「うわぁぁぁあまた言われたぁぁぁ」
泣き叫ぶエリス。
そんなにロリ魔王と呼ばれるのがやなのなら姿を変えればいいのに……。
「落ち着いてくださいロリ…エリス魔王様」
「また言われたぁぁぁぁ」
あぁ、さっきより泣いてるわ〜。
「グスッ。お前!わしと契約したからって調子にのるなよ!わしはお前なんかいつでも殺せるのじゃからな!」
おお怖い怖い。
「おい!!今、鼻で笑っただろう!ムキーー」
そう言うとエリスは俺に殴りかかってくる。
子供とじゃれるなんていつぶりだろうか……。
あれは確か小学校5年生の頃……
と俺が回想に入ろうとしたらエリスの拳が俺のみぞおちを突いた。
そうだった!こいつ俺より強かったんだっけか!
みぞおちを殴られ、意識が遠のく。
こんな!こんなロリに!!
俺の意識が遠のく中、エリスの言葉が聞こえてくる……
「ざまあみろ!この童貞クズ勇者め!!!」
*        *         *            *         *
「誰が童貞だくそロリ!!」
俺は勢いよく眠りから覚めた。
夢の中でもずっとエリスの言葉がエンドレスの様に流れてきた。
いやだって、俺まだ16だし!そうゆうのはまだ早いから!!
と夢の中で何回も連呼した。
「おいうるさいぞ。エリス様が寝ているのだ。静かにしろ新人。」
………。あれ?誰だ?てかベットって。ダンジョンにこんな快適なもんあんのか?てか壁がある。コンクリ?どこ?ここ?
俺がパニックになっている前で椅子に座りじっとこちらを見ているメイド服の女の子も誰だ?
「あなたの表情から察するに、ここは何処なのか。私は誰なのか。エリス様はどうしてあんなに可愛いのかを聞きたいようですね」
女の子は静かにそう言った。
すげーなこの人俺の聞きたいことを分かって……。ん?いや待て。最後のは別に気にならないんだけど。
「ではお応えしますね。」
女の子は立ち上がると着ているメイド服のスカートを両手の指で少し持ち上げ、右足を左足の前に出し、目を優しく閉じ、
「私はクレア・スカーレット・モート
元、スナイパー。今はエリス様を愛するものとしてこのお屋敷、エリス邸で働いているものです。」
おっと、最後の一文でわかる。ヤバイやつだ。

「俺と魔王の優雅な日常」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「SF」の人気作品

コメント

コメントを書く