俺と魔王の優雅な日常

ノベルバユーザー108708

俺と魔王と救済の余地と

「ククク!無様な姿じゃな!!」
俺は今、目の前のロリ魔王に《バインド》という魔法をかけられ手足を拘束され、完全に無力化されていた。
ちなみに、俺のチート武器や鎧などは
《ブロンド》という魔法で没収された。
地上に出れば可能性があるかと思っていたがダメだったか…。
やだなぁ死にたくないなぁ…
てか、冷静に考えて俺なんで1人で魔王ダンジョン乗り込んでんの?
「おい。どう殺してほしい?」
そういえば誰もついて来てくれなかったな…。あなた1人で大丈夫とか言われた気が。
「おい!無視するな!おい……おい聞け…聞いて…」
なんか苛々してきたな帰ったらぶっ飛ばそう。
「うわーーーーーん」
え?
なんか俺が元仲間への殺意を抱き始めたころロリ魔王が泣き始めた。
「な、どうしたんだロリ魔王?」
「お前がわしを無視するからじゃ!!
……てかまたロリって言ったな!ぶっ殺すぞ!!」
また口が滑った。
「お前ほんとなんなのじゃ?魔王を前にしてなぜそんな堂々としている?落とし穴に引っかかったくせに」
うるせぇよ…。
「よいか?わしはお前にチャンスを与えるという話をしようとしていたのじゃ!」
「え?まじでか!?なんでもするぜ俺!」
俺が満面の笑みでそう答えるとロリ魔王は少し顔をひきつらせる。
「前にもお前のような勇者が何人かいたが、皆魔王などに屈するものか!!とか言っていたのだが…」
まじかよ!?勇者ってそんなバカしかいないのか!!
「与えられたチャンスを自らドブに捨てるとか勇者ってろくなのいないのなぁ」
「お前………」
あれ?なんかゴミを見るような目で見られている…。
「なぁ!それで俺は何をお前にすればいい?俺は自分が助かるためなら何でもするぞ!」
わずかでも自分が助かる可能性があると分かった俺はさっきから上機嫌だ。
今なら何でもできる気がする。
「はぁぁ。おいクズ勇者。わしがお前に望むのは2つじゃ。」
ちょっとクズ勇者呼ばわりは頂けないがまあ今はいい。
どんな無理難題でも今ならこなせる気がしている。大丈夫。俺はこの世界じゃチートキャラだ。ロリ魔王には勝てないのかもしれないが…。
「まず1つ目は…」
さぁ何でもどんとこい!
「ロリ魔王呼ばわりをやめろ」
よし分かった!!………?。
は?まじ?
「あー………分かった。」
ポカンとしてしまった。なんだこんなことなのかよ。
じゃあ2つ目もこんな感じなのか?
ロリ魔王。こいつ意外と…
「2つ目は今日からお前が死ぬまでわし、の僕(しもべ)になれ!!」
いいや………


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