俺と魔王の優雅な日常

ノベルバユーザー108708

俺とダンジョンと魔王と2

落とし穴に落ちた俺は今までの人生を振り返っていた。
もうどうせ殺されるだろうしな。
学校では色んなことあったな…
小学校の頃は…
「お前なんで漏らしてんだよーきったねー臭いから近づかないでー?」
は!違うこれじゃない。
中学校の頃は…
「お前小学校のころはうんこ漏らして中学ではゲロ吐くとかお前が汚物だな」
ちがーーーーう!!
くそ、俺の思い出には何で山田が絡んで来るんだ!ぶっ殺してやる。
「おぉ、今日は随分と殺気だったのがかかったのー」
!?その呑気な声は俺の頭上から聞こえてきた。
魔王…の手下か?
聞こえてきた声はあまりにも幼く、この場所から聞こえるには不自然なものだった。
だが魔法で幼女に化けている可能性もあるな。魔王は屈強な大男と書記に記されてたし魔王の可能性も…。
「おい何を固まっているのじゃ?」
「え?あ、いや…………お前は魔王の手下か何かか?」
俺はキョドリながら恐る恐る相手を逆上させない様に言葉を選びつつ質問した。
「わしが魔王だが?」
ラノベかよ…

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