“5人集”は個々の最強異能力を所持しているチート集団だった。【ほのぼの暮らすけどね、】

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第14話 虐殺少女と過去話




「よーし、じゃあやってくぞー」
「「「おーー」」」
「...おー」
「zzz」
こいつ置いて行こうか…

俺達は今後の移動手段を楽にするために、全能の【共有感覚シェア・センス】で魔法である[空間移動魔法]と異能力の【遠距離ノ地ディスタント・プレイス】を使って今後の活動の負担を減らす為に行くところだ。

一応詳細をっと

鑑定結果
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[空間交換魔法]     

最上級魔法の一つで見える範囲に2つ以上の交換や自分自身の移動が可能になる。障壁があろうと、空間自体を入れ替えるので障壁にぶつかる事は無い。物体は生物でも可能。
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遠距離ノ地ディスタント・プレイス】  Lv.999
  アビリティ

1度行ったり見たりした場所にポータルが発動し転移できる広範囲魔法陣の能力。未知の領域や思いなどを強く念じる事、または考えた場所まで自身が移動する事でLvが上がる。

現在:ポータルの数や距離までの制限は
        無し。

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遠距離ノ地ディスタント・プレイス】に関しては、元々アスラの能力だったらしい。聞くところによると、P女神が転移の際に「自分自身の思ってる事が多分、能力《アビリティ》になるから!?...多分、」と言ってたらしい。

“多分”が多過ぎるからこちまでも
不安になるわ

まあいい。もしもP女神の言うことが本当なら辻褄が合う。まず一つ伊風の能力[限界ノ呼び出し]が伊風自身に似ていた事だ。あの能力は相手に痛みを常に与える事が出来るが死ぬような痛みではない。自分が死ぬか伊風が解除するしかない。

異能力の【分解アディクション】だったら、出来るけど…

そしてその能力と同じく伊風にはこんな過去がある。

あいつ自身生き物を甚振るのは昔から好きだった見たいで、幼稚園の時に雨の日必死に藻掻くアマガエルをじっくりじっくりと痛めつけていたのを園長が止めに入ったと耳にした事がある。

小学は別のクラスで知らなかったが中学の時には不良同士の喧嘩でオーバーキル(死なない程度)でやったらしい。

死なさず苦しめるのは元々伊風のモットーや理念などの事だ。

その為か、能力にその影響が出たのかもしれないな。

閑話休題

*☼*―――――*☼*―――――*☼*
「じゃあまず割り振りをするぞー。
今回はジャンケンじゃなくて、俺が指示する所に行ってくれ。」
「「「はーい」」」
「...(コックリ)」
「..zzz」
もういいよ、慣れたよ。

てか気づいたら俺が指示してリーダーみたいじゃん。まあステータス考えればそうだよな。

「まず俺は[[私が行きます]]...。」
「ならツミキとアスラで行ってくれ」
「「ええぇーなんでそんな事に」」

仲いいじゃん。よくハモるし(安直
「ちなみに場所は近くにある海だ。
ポータルの置き場はどこでもいいからな。」
「はーい」
食料調達のためだからな。
水産物は大切よ。〇、〇、さかなぁー
〇を食べーるとー...。

はい。すいません。自重します。

「...俺はグーレとエルイで近く“大図書館”を目指す。安心しろ少し下見たら夕方までには帰るから。」
「...わかりました、」
「そうですね、食料調達の手段は大切ですからね、アスラ頑張ります!」
「私だって頑張ります!」
「すいません何故私も一緒にいくのですか?」
決断やら友情やらで盛り上がる2人を無視して、俺に喋ってきたのはエルイだった。
「ああ...行けば分かる、ってとこ
かなぁ〜。」
「サクヤ様の言うことなら間違えは無いはずですから、深く聞くのはよしますわ。」

流石女神様、わかってる〜♪

「そしてトモリとコールトはカーモルト村に行ってくれ。」
「はーい」
「...分かった」

聞き分けが良くてよろしい。
あっ、そうだ

「トモリは孫娘さんの所に行って「何時でも来ていいからな、」って言っといてやってくれ。」
「んー?わかったー!」
多分思い耽っていそうだな
孫娘、頑張れよ


■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
その説明した後のこと

「だからここにいるんだよー!」
「なるほど、分かりました。」
(サクヤ様やさしぃー)

そんな事を言ってトモリは高らかに笑った。


一方その頃コールトは

ナデナデ
「...(可愛い)」

ウサギ達を撫でていた。





今回は長め(いつもより...
日曜の雨は心地よい
(日々の疲れを癒す為に部屋に居ます。引きこもり)



ちなみに次回から1話空けてから違う章です
てな訳で今後からは章を付けていきたいと思います。
(無茶苦茶な後ずけ)
今回の章は第1章 アズリアの森
次回の章は第2章 西王都セラドミ

それと外伝も1日分でさせて下さい1日2本はマジで死ぬ

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