“5人集”は個々の最強異能力を所持しているチート集団だった。【ほのぼの暮らすけどね、】
第6話 キレる青年と不良達
「お前、そういやどぉーやってこっちに来やがった」
なまりになまった言い方をする伊風の質問が飛んできた
「...。」
「...たっく、」
こちらだって無駄に敵に情報を漏らすような馬鹿じゃない。
「やめとけ、それ以上聞いても時間の無駄だ」
会話になっていなかった話に無駄だと感じて横槍を入れてきたのは、
この不良グループの元締めをしている
笠崎 新涼(かさざき しんりょう)である
笠崎は昔から同じ小学校で、文武両道、スポーツ万能者、成績優秀者
として顔の立つ存在
“になるはずだった”。
そう俺の存在を除いたなら、
彼だって時にはミスもあるし失敗だってする。けど、俺は違った。
教科書全暗記、スポーツは初心初見
でもプロ並み、楽器のピアノやギターまでもが出来ると言われている俺と比べられたら流石に場合が違ってくるようだったらしい。
そんなこんなで不良の道に入った笠崎は中学になり髪を染めてみたり、教師生徒に暴行、深夜徘徊による暴走族員として、こと並を繰り返して警察にお世話になっていたのを何度も見た事があった。
そんなこんなで憎しみに漬け込んで
不良にした奴がその付近にいた男友達である、
泊 荒武 (とまり あらむ)である
こいつは笠崎を不良に落とした原因で親はヤンキー同士でその息子として生まれた。小学生から親と深夜徘徊でバイクに乗って暴れたり、酒、タバコ、窃盗といい加減な奴だった、
その為笠崎は不良として染まっていくのが早かった
笠崎自身は元から頭が切れるタイプで泊は親が学校に行き脅したと噂されて裏口入学だったらしい。なので、
高校は俺と同じ私立高校にいる訳である。
俺は不良じゃないよ!
「...にしても」
すると泊が口を開いた、
「お前、盛本みたいにロリコンになったか?」
俺の後ろにいるツミキ達を見たのだろう。
「悪いが俺はアイツの趣味にどうこう言えんくてな」
ん?チッ、
「ちょ..そ..ぃ..。」
すると、
「......生物操作!!」
鳴り響く三加の声の
「...やった〜!!」
「何がだ」
「うわぁぁぁぁああああ?!?!?!?!」
アイツの発動を見切り先に、
【超阻害魔法】を唱えておいた
流石に不意討ちとはふざけてやがる
なぁ、
「てめぇら、舐めてんじゃねぇぞ!!!!
全能:【戦闘範囲設定】 !!」
俺が唱えた瞬間に赤い四角いテリトリーが出来上がる
「フォーマンズ・ワン!!」
その瞬間
ツミキ、コールト、トモリ、グーレの4人と動物と奥にいるアイツが立体映像化し消えていった
「これがお前の、《アビリティ》か、攻撃用じゃ無さそうだ!」
「これは勝てるぞ!」
「どうとでもほざいてろ、今からオモロいもん見せてやっから」
俺がこの能力を出したのには理由があるのだ。
「...喰らえ、」
俺は手のひらをアイツらに広げて言った、
「限界ノ呼び出し」
「なぁ!なんでてめぇ,ガハァ!!!」
「グフォ、!!」
「ウッ!!」
「なぁ....ッー!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
[限界ノ呼び出し]    Lv.12
アビリティー
自分の直径10m範囲に入ると、相手が死ぬかこちらが許可を出すまで死なない苦しみが襲う能力
現在の痛み:胃をわし掴みレベル
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「これはお前の能力らしいな、伊風。
所持者と能力は比較的同じ性質に似てるせいか、根が悪い能力だ」
「てめぇ、な..に..ぃ....を..!!」
「俺にお前と同じ能力があっただけって話だ。」
「ふざ..ける..なぁ!!!!!!!」
確かに受け入れ難いだろうな。
俺だってそんな事に受け入れないと思う。だけどこれが真実なんだ。
「いい加減、バイバイだ」
「やめ、、、
「全能:不可出牢獄」
その瞬間アイツらの足元に黒い穴と手が伸びてゆき引きずり込み始めた。
「ちょっ、なにす[ガバッ]ンーーー!!」
「許さねぇからな!!咲y[ガバッ]ンー!!」
「ちょっやだ!、やめて!いy[ガバッ]!!」
「........覚えてろよ[ガバッ]....」
消えゆく中で俺を憎んで穴に入って行く中、唯一威圧をかけてきたのは笠崎だけだった。
「さてもういいか〈終了〉」
<[戦闘範囲設定]解除しました>
「あ、あれ?あの人達は...?」
「...地獄に、落とした?」
「なんで疑問形なんですか?」
いい反応ですねェ、
まあ今回もノータッチだがな、
「さてどうするもんか、」
俺は目を失い身体中傷だらけの少女の前に立った、
次回新キャラ登場
ルビ今回初 いいねやっぱり
[戦闘範囲設定]による変更
17/11/13以下同文
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