異世界転移したら中々異常が多いサイコブラッディーな非日常

家上浮太

ザウスゼルスにて13


地下帝国、それはかつてのロサンゼルスに元々あった場所と融合している、この異世界のベースはそもそもシェーデル帝国の地方の研究所であり、それとミックスしたこの場所。
生贄用の人間もどきが家畜のように作られる、家畜のように飯を与えられ、家畜のように性行為を繰り返す、それのみが彼等の価値であり、人体実験用も兼ねている、配合され出産された素材を研究員達は倫理など知った事ではないとばかりに多用する、脳味噌を皆剥き出しにして、知性あるゆえに賢さを披露するこの場所。
人間もどきとは、クローンである。
クローンでありナチスの落とし子。
それらをオーク達が管理をしてる。
単純作業に向いている彼等である。
人もどきに飯を与え、時折慰みの道具にする。
阿鼻叫喚が、阿鼻叫喚が、悲鳴が。
隔離されたまさに異次元の空間で。
そこには冒涜的な実験がされてる。
あらゆる薬剤を投与したり、この異世界の蟲達を這わせたり、異世界の亜人と肉を合体させたり、モンスターと組み合わせて改造人間にしたりそれはもうやりたい放題であった。
「くすくす、楽しいわぁ」
脳味噌剥き出しの研究所の所長たる少女は言う、名前をツェツィーリア・シュメルツァーと言ってナチスの残党であり、若返りと不老不死は既に納めていて、今は『究極生命体』をこの場所で誕生させるために日々狂った実験を続けている。

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