fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

フランチェスカ・プレラーティ


「いやー、君ほどこの偽りの聖杯戦争を俯瞰したり凌辱しようとしたり、ショーかゲームの類いに貶めたいって変態さんはいないよ」
『元凶』がスノーフィールドおける『元凶』に会っていた、彼女の工房の中にモスマンに変化してやってきた。
「これが、読書狂の究極の狂気だよフラン」
「たっくんは昔っから頭おかしいもんね」
モスマンから人間の形態に戻った。
恥じらいのままに唾液を垂らしながら言う。
恍惚した、その罵倒にどこまでも興奮をした。
「いやー照れますなぁ」
「君って自分以上の異常性を持った女性か男性に弄ばれたいってバイの変態だもんね、そのために魔女を作るんだもん、男はサイコパスが好み?」
「そうだね、君なんか最高に好みなの」
蛇のような舌なめずり、蠱惑的な目付き。
「ページ開いた瞬間僕のイラストに射精するほどだもん、そこまで魅力的なのは自分の偽者だから?それとも自分と趣味嗜好がにあうから?」
「どっちでもいいしどうでもいいだろ?」
「うん、君がやべー奴なのは知ってるから」
「これ以上聞く必要もないと?」
「それより、一緒に遊ばない?」
「遊びたいな、精神が幼稚だから、こういう祭りにはしっかり参加したい主義なんだよ」

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