fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

スサノオVS伯爵


密教、道教、陰陽道等が習合した「牛頭天王」のスサノオ信仰、荒神信仰、神道の一種であり、その系譜は自然崇拝から始まる。

そもそも神道は、日本の宗教。山や川などの自然や自然現象、また神話に残る祖霊たる神、怨念を残して死んだ者などを敬い、それらに八百万の神を見いだす多神教である。

隠れ里出身の血族は血脈が龍脈であるため、精霊に限りなく近い存在であったのだ。

『地皇』と呼ばれる事もある。
『朝廷』が血族をおぞましい。

と言うのは単に怯えているだけ。

死は、穢れであった。
殺生も不浄であった。

しかし、武士の黎明期ではその価値観は壊れていった、豪族から武士になった中でも。

血族は盤外の力量を誇っていたのだ。

博打狂の戦闘民族、それこそが血族である。

血族開祖と、血族末裔の決戦が始まった。
両儀としては忠実なまでに別れた陽と陰。
「崇めたまえ、食らいたまえ!」
「死晒せ!骨まで啜り溶けろ!」

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