fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

伯爵

英霊が産まれた。
というよりその子宮なき男は彷徨海の技術によって改造した自分の臓物を蝶魔術によって受肉するための物質に変えたのであった。

臓器は皆無となるが代わりに命が生まれた。

冷酷のハサンは飛び出して闇夜に溶け込んだ、ハサンが気配遮断したら同士でもそうやすやすと後を追うことは叶わないのである。





「でさ山の爺よ、オレは無神論者だからさぁ、神がいねぇって事は色々都合がいいのよ、自由自在に自分勝手にやりたい放題が出来る、注意とかはされるさ、殺されても大半は置換された一般人なのよ、ウケるだろ、正義だの神だの言っておきながら全員知らず知らずの内にとんでもねぇ罪を重ねているんだぜ、マジウケる、ガチで笑殺話だ」





「自由って言うのはな、力が必要だ、結果論としては他者の生殺与奪権を握れば握るほどどんどん自由になれるのさ、悪魔に牽かれるだろ、不自由よりも解放された欲望を嗜みたいのがこの伯爵」

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