fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

アメリカにて


「「ザバーニーヤ!」」

ハサンとハサンのぶつかり合い。
その気配遮断に気づいたのではない。
臨死、あるいは刹那に至った極致点。
殺意を出せば誰でも気配は隠せない。
その殺意を出した瞬間、同じ言葉を。
同音異議語、宝具を、呪詛を重ねた。

初代山の爺がそのぶつかりの後に出没する。
「一時期ハサンがいない時期が、人理の空白があった、よくも逸脱したな冷酷のハサン」
「イスラフィールの計らいでございますよ」
「あの天使を堕落させたのか、冒涜者め!」
「それは充分承知の上です、彼の空白の四年間暴れまわったのはこの小生でございます」
「ちっ、そしてスノーフィールドに行こうとするのか、我が神は聖杯など持っていない、どいつもこいつも求めたがる、首を出せ!」
「それでも小生は欲望ゆめを叶えたい、抑止力となったあなた様を殺してでも道を拓いてみせる」





蝙蝠が本物だろうが偽物だろうが、聖杯の元に行くこと自体が抑止力案件なのであった。

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