fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

無道


「桜、もう一人の自分がいると思った事はないか、醜悪さは毒牙であり朽ちた花びらだ、その塵を集めたもう一人の自分を見いだせないのか、別人格の用意ぐらい出来ただろ」
「…………もう一人の自分、ですか?」
それは、もはや、テンプレな発言だ。
どんな女性も堕落できる魔法の言葉。

影を植え付ける、不吉の種を刻む力。

人類最凶の蝙蝠は六道はもちろん外道ですらない、何もない道、無道、彼はそこに立つ。
それだから、どんな価値観も無情に貶める。
「いいんだ、自分の思いに素直になればいい、君はもう、今までの自分とは違うだろ」
「やめ、て」
「拒むな、その眼球の狂い程度は本当に良い、世界が嫌いなんだろ、なら壊したまえ」
「ーーーーーーー」
「そう、喜ぶなよ」

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