fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

破綻細胞

快楽物質。
脳内物質。

魔女はギャンブルでいうカード。
彼はギャンブルコンサルタント。

ギャンブラーではない存在である。
カジノ合法化がどれほど不合理か?
闇カジノの爺はとことん気味悪い。
パチンコに勤める者達は元ニートや社会不適合者の最後の命綱、そして北朝鮮への軍資金になる、佐賀県より出る『黒船』から密造されたパーツと、密造された紙幣、密輸されるあらゆる物質、そこの本音と言えば日本だって核兵器を持ちたいである、被害者が核を放棄しながら加害者が口だけは捨てると言っても未だに捨てない矛盾、平和主義はとても素晴らしい溝以下の発想だ、半分鎖国してる、海路の大切さすらほとんどの者は知らない、そこを護る事を不利益でしかないと思っている、誰もが平和を歌う者は平和でいられると思う、あらゆる音楽が愛と恋しか歌わなくなった、ロックと政治は切り離せと言う、とても数の多いアイドルのCDは、山へ、海へ、限界集落へ、リサイクルショップへ、自分の好きなアイドルの順位を挙げるためにそれらはゴミとなる、金だけが、有意義に使われる、日本の暗部の博打に。

ギャンブルをしない人間はいない。
勝負をしない人間はいないはずだ。

紀伊守の系譜。

一言で言えば勝負師カードを創る。
勝負師を創り影歴史を創る。

影歴史の最大の部分は『まつりごとの裏側』。

『人間性の深淵』
『人間の特異点』

その血族は元々日本唯一の飛び地北山村を中心とする一帯の豪族であった、地主、紀州は元々大名がいなかった、紀伊守は紀州の豪族達を一応は纏めていた暫定大名だ、江戸時代に入ってから紀州徳川家とも繋がりが深い、しかし戦後の財閥解体と共に歴史の影へと消えた、はずであった…………

奴等が歴史の表舞台に帰って来たのである。





「蛇を喰らうよりハブ酒にして飲むのが良い、何なら毒とか入れたところでも旨いぞ」

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