fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

第七章『人間性の深淵』


ーーでは、この男の話をしよう。
いたずらに、日常を呪う、恐ろしき恋の深部はなしを。






その影達は、不定形。
あるいは鬼達の残影。
つまり、別種のこの世全ての悪と言えよう。
あるいは、アンリマユが憧れを見いだす魔。




『神聖なる闇』は『鵺』である。





人は奥が深いのである。
底無しの悪意を有する。





「やぁ、久し振りだね、小生の人形達愛し子よ!」

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