fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

第一章『狂乱会場』


ーー男の話をしよう。
目覚めた時から、男は狂気の翼を生やしていた。
生まれ持っての猟奇嗜好。
ゆび先から臓物まで、能の如き狂い稽古。
異常がある、と俗人は怯える。
異常がない、と彼は暇である。
道化の仮面はサーカスのまま。
作り笑いが何よりも不気味だ。
そこに在るのは幼児か鬼の罠。
他者の不幸は蜜の味であるが、はて?






エリアはサーカス。
ボスはジョーカー。
クラスはキャスター。
三重の意味でマスターの捏造された記憶により作家であり魔術師であり道化師であった。

「弟をこんな風に歪められて俺は楽しいよ」

「fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く