fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

バッドエンド・序曲

「では、終わりを始めようか

天下冥動す終極の星グレイテストレクイエム

自殺の聖歌を知っているか、歌われるだけで、大勢が自殺する、それを作曲した、それでいて、シュブ=ニグラスの二重落胤によって狂気と自殺を運ぶ力が強くなる、声が死への手向けと繋がるほどの狂おしき弔いの音程」

「耽美は葬曲レクイエムへと繋げる旋律、さて、その前に、正義の味方の処刑人によって五番目の肉体も断罪ころされた、なのでこの第六の肉体の説明をしようか、その沢山の宝具のように、王の財宝ゲートオブバビロンの大量射出が出来る理由はギルガメッシュの墓を暴き、そこにあった遺骨の遺伝子を解析しナチスの科学力で現代に甦らせた、肉体のハードだけは、魂というCPUはまた別だ、が、それにより第三次聖杯戦争に置いてもギルガメッシュが参戦が出来たのだ、そして終戦後コールドスリープされたこの肉体を莫大な資産を持って買い取ってこのように小生の精神体アストラルを憑依出来てる、究極だな!」

「さて、能書きはこの程度にして歌おう!」

「単調な死でも良い、阿鼻叫喚を見せてくれ、悲鳴と絶望を、小生の悲願である現代社会でグラン・ギニョールを再現してくれ!」

「小生は精神を傷つける、心の傷を抉るのがとても楽しい、女が鬼気を見せた時には祝福しよう、それが小生にとって喜悦、人間を狂わせるのが楽しい、もがけ、とても美しい」

「足掻け、では、今宵の恐怖劇グランギニョルを始めよう」

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