fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

黒幕達以下略その漆

「ポテチおいちい」
「おれにもくれよ」
まずは不良二人、いつもの人と金髪の悪魔、ジャガーのようでいて、またそのものである短ランをしたテスカトリポカである者である、それに加えて、ギルガメッシュと黒翼公の息子で狩りゲーを協力四人プレイしている、とことんまでのどかである、異能は『箱』、空間そのものを持ち運べるので、ここは、マスターの居住している、マンションの一室だ、アガリアレプトを除いた他の女性陣は、そんな感じには付き合えず、真剣に聖杯戦争を暗躍を続けているのよ。
外は亡者が蠢いている墓地。
亡霊が飛んでいる死の領地。
カーテンを締め切っている。
窓は防音性に優れ、符を張っている。
蝙蝠はかり梅を食べながら本を読む。
室内に流れるBGMはHOUND DOGの「日はまた昇る ~THE SUN ALSO RISES~」であった。
「ねーねーねー、ご主人様ーー!」
「なんだークロンー」
「その名前で呼ばないでよ、気持ち悪い」
「お前にはある意味で相応しい名前だろ」
「うん、それはどうでもよくて、なんでここは様子見をするの?ロード=エルメロイ二世と同じく静観だなんてご主人様らしくないよ」
「簡単だよ、と、言うか、明日から本気を出すんだよ、勤勉は背徳に近い愚行であるよ」
「働いたら負けを複雑に言いやがって、西尾維新とか、日本文豪全般の作品を読み過ぎ」
「いいじゃないか、しかしながら、この本は小生の物だよ、自画自賛だが、この脳内に悶えを催すグロテスクさと、展開を裏切る事の連続さ、何より、伏線は全部、罠である!」
「本当にマジ信用度に欠ける語り部だよな」
「君だってシュレディンガーの猫なのにぃ」

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