fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

真・青蒼碧

その神稚児は、恐怖の大王の女体化である。
紺碧の瞳、金碧の髪、自身の魔物の開放だ。
血族の秘技であった、開祖還りであるのだ。
完全なる不老不死、人間の根本的欲望である生きていたいと願うそれを叶える夢想顕現。





「ゼルレッチめ、このカッティングは最適だ、まさかクリスタルステッキを持たせた魔法少女である、本物の青蒼碧をよこすとは」
「もう、あなたの思い通りにはさせない!」
「現実と虚構の区別をつけろよ、この小生の敵、となれば誰であろうと問答無用だぞ?」
暴虐が哭いた。
暴虐の大罪を司る竜王の因子を持つ、彼は消極的な殺人鬼である、彼の殺人履歴はある時期を境に徹底的にこそなったが意欲的ではなく、惰性的ながら、敵にトラウマを植える。 
心殺しと言うべきか、敵対者の友達や恋人、家族や同僚を先に殺すのは序の口で、正義の味方なら一般人を盾にするし、敵対心を持ってしまったのを来世まで後悔するだろう。

陰湿道虚数段。

陰険道無限倍の剣を持つ弟子を持つ彼である、設定過多なのは目に見えているのだ。
「ベタ過ぎるだろ、実の兄が敵なんて!!」
………………らしい。
彼は憧れれば何にでも慣れる異質さがある。
それは特性ではない、万能であって異能ではないのだ、異能が万能ではないように、ね。
現実と虚構をついた上で虚構より上回る代物を創りたがる、本物を、偽者が越えたがる。
「さて、鬼才とは、手数の多さを誇るべきなのだ、多種多様であることが肝心なのだ、天才とは特化したがゆえの不遇さがあってしまう、小生にとってサヴァンという単語すら忌避すべき言葉だ、とことん大嫌いだ、で、あればネタ切れの心配はないのだよ、皆さん」
「そう、なら、限定展開インクルード妄想心音ザバーニーヤ
赤い異形の腕を解放され心臓に伸びていく。
「何をしてる!父上はシャイターン憑きだぞ!」
息子が怒声を浴びせる。
既に遅い。 
タイミングよくその腕は捕まれ、膝の蹴り上げにより小気味よく肘を折られる。
「ぐ、あっ」
「小生はヤングジャンプ派でもある、当然、東京喰種も読んでる、嘘喰いも好きだ、テラフォーマーズもね、うらたろうと、ZETMANと、ゴールデンカムイも、銀河英雄伝説は小説版も読んでいる、それは単行本派であるからにして、いつもはジャンプSQを読むよ」
「怯んだ、な、隙が一秒でもあれば」
時間干渉魔術による高速移動で接近出来る。
両手に逆手に持った古い短い忍者刀の二刀。
「極悪・影縫いの術」
魔法少女の二つの靴を地面まで凶刃が抉る。
「あれは父上が中学生の頃に嵌まっていた史上最強の弟子ケンイチの登場人物谷本夏の繰り出す、劈掛拳の技の烏龍盤打の用法だ!」
体ごと回転させて手に気血を送り硬質化させ、そのまま手刀、もしくは掌打で叩き潰す技、勢いがよく、突然倒れるので奇襲向け。
中学生の頃、喧嘩ごっこと、ずっと言っていた、自分の事を弱い者扱いされるのが嫌なだけで、喧嘩を売る奴、偶然、隣の席になった女生徒とイチャイチャしたら彼氏が喧嘩を売って来たり、ただ優越感に浸りたかったから喧嘩を売る校内レイプをしたクズには劈掛拳の基本的な技の一撃で、相手を怯えさせた。
またよく喧嘩ごっこの時には黒板に叩きつけるので、二番目の相手がそれでノックダウンして、一番の喧嘩ごっこ相手にはTWO突風を読む前だったので、相手を徹底的に傷つける事に恐怖を感じて、理性を忘れ、色々とヤバい狂い方をしながら立ち上がったので、隠れ階段から教室にかっこ悪くかっこつけながら戻ってきて、先生に仲裁され、その苦い経験から以後、そして、TWO突風を読んでから桐島鷹人の喧嘩のやり方に頷いて、敵対した時には異常なまでの徹底さを覚えたのである。

その徹底さが魔法少女に牙を向いた。
体は影縫いされて動けなくなってる。
その顔面に飛び膝蹴りが繰り出される。
「カウ・ロイ!」
次に少女の両肩に両手を置いて、そのまま逆立ちをする、戻る勢いでまたもや膝蹴り。TWO突風に出てくる登場人物、Scar Face Blackカリル ウティカー 九澄の、出した技。
「もうやめてやれ!」
「いや、父上は相手を気絶させてからが本番だ、来るぞ、あれは鬼と思うのが筋だぞ!」

「ブラッド・コーディネート」
天性の肉体へと体を改造する、背中の打撃用筋肉(ヒッティングマッスル)が異常発達して行きやがて鬼の貌に見える奇怪な形状に変化を遂げた。
「あんな技を少女に使うというのか!!!」
あんな技。
『B・B』(ビービー、B.Bとも表記される)は、石渡治による日本の漫画の必殺技。

十cmの爆弾。

これぞ圧巻のコラボレーション。

その爆弾は作中八巻目にして人を殺させる。
そして主人公はそれを武器にして傭兵となり、大量殺人を意図も容易く続けてきた。
その爆弾は俗に悲劇の引き金であり、主人公以外がそれを会得し、主人公にマッチメイクのための敵対する相手を臨死状態にさせ、その相手が恐怖から弾丸を放ち、その放った瞬間が主人公とその会得した相手との勝負だ。

ので、主人公はぶちギレて、相手を殺した。
そのシーンは脳に熱烈に焼き付くグロさだ。

ちなみに鋼鉄の肉体の技術も会得している。

「もうやめたげてよぉ!!」

粉砕した頭部、飛び出た眼球。
それなのに、まだ続けている。

その拳を止めたのはゼルレッチ。
若くなり、全盛期の姿であった。
「遅くなったな、ちっ、あまりにも遅すぎた、妙だと思った、狂弟子が行くのを邪魔するのを突如やめたと思ったら、これとはな」
ゼルレッチが宝石を使う、治癒魔術である。
そうして、魔法少女は元の健康体に戻れた。
「吐き気のする邪悪とは、自分より下の相手に執拗に成りすぎる事だ、勝利のためには女子供にさえ平気を手を上げ、蹂躙をする!」

「甘いな」

「ちっ、どこまでも曾祖父に似やがって!」

「ならば奥の手の説明をしよう、実は昨日普通に死亡してね、ゆえに、もう伏せ札を開示しようと思うのだよ、三代目の肉体はもう使い物にならない、だから、今、魂魄のあるこれは四代目としての肉体だ、今までとは趣向を変えてねぇ、混血の一族や異能の家系の者の老若男女から選りすぐりを集めたのだ、異能も多種多様が出来れば万能になる、が、ここでは敢えてこう説明する、BLEACHからのアレンジだよ?小生自身が異能になる事だ」

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