fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

汚職刑事

頬をポリポリ掻きながらため息をつく。
ブラックマリア、黒き聖杯に、願った。
まぁビーストを呼べればいいなぁっと。

結果的には呼べた。
だがあれはひどい。
聖杯に注がれた願いの欲望を呼び水にした。
七人の七つの欲望があれば充分だったようだ、七つの大罪の形を奴で表したのだろう。
「へーえ、聖杯は機能したけど、ちゃんと七人分だけで呼べれてる、スゴいじゃない、残り数は数える気ないけど、上の内乱に乗じて侵入できて幸いだ、まぁ見つかってもさぁどうせ警察手帳見せればいいだけだもんねぇ」

「あっ、そうだ、自害してみてよランサー」

「さぁて、これでもう一回出来るよねぇ?」

「今度はおふざけじゃなくしっかりとした願いだ、そうだな、天草四郎オルタを呼んで」

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