fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

堕天した聖騎士アバドンカイザー

「おや!貴方は聖騎士殿ではありませんか」
「久しぶりだね、君の潔白を証明するために、この書類に君の名前を書いてくれる?」
「はい!ありがとうございます、貴方ほどの人が私のためにこんな事をしてくれるだなんて、いつもながら感謝をするしかないです」
こんな事、ジャンヌダルクを魔女としての証明するための悪魔の落とし穴の文面である。
文盲である彼女はかつての旧友に感謝を言った、彼の嘘、裏切りにさえも感謝を言った。
ピエール・コーションは彼を恐ろしいと思った、フランスの処刑人の聖人と呼ばれる聖騎士を彼は異端審問官として犯罪者を沢山見てきたがゆえに知っている、あれは穏やかで、良い微笑みをしながら、実は冷酷で残忍な一面を持っている、後世ではサイコパスと呼ばれる者の特徴を如実に表していた彼である。

影歴史ドゥームにおいて歴史から密葬された中でも、特に最低最悪のレベルがある。

彼は魔女裁判を主導していた。
それは狂った時計工シュタインハウゼンとの共謀。

彼の内には嗜虐心が常にあった。
他人の苦痛に愉悦を感じる性根。

そんな彼は六魂弾層ヘキサオブヘキサの一人。

死刑執行人が斬首刑のために使用する剣である、エクセキューショナーズソードを聖なる白き炎を纏わせた魔術礼装が武器である。

本性を表した後、軍団を率いた。
アバドンカイザー、と呼ばれた。
埋葬機関相手に一歩も引かない。

抑止力の霊長の守護者として。
迅雷の居合いと凍てつく双剣。
さらには覚者、冷酷のハサン。
その四人を相手にしても余裕綽々であった。
彼も一応は英霊ではある。
晩年の没落も英雄の内だ。

ので宝具。

「影歴史そのものの悪性情報を司る、それはだな、犯罪に関してこの小生を上回る者はいない、ここに黒き太陽は熔ける、これぞ真

血なまぐさい恐怖の地平線グランギニョールワルプルギス

零落した神の威光をその肉に熔か醜女しこめ!」

楽器の音を聞いた者を戯曲に落とす魔術式。
肉体の自由、精神の混濁、自己意識の剥離。
ここが現実だと思うほどの幻覚を見せる音。

恐怖に満ちた音楽として現れたのであった。

ここは恐怖の地平線、その先は発狂容易い。
魔女裁判の忌憚の具現化により女性に対しては効きやすくなりヒステリックを起こすほどの苦痛と苦悶を与えるデバフを追加できる。

「この恐怖劇グランギニョールを最後まで脳を壊すまで見ろ」

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