fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

凍てつく双剣×ロア

「俺はな、世界が普通に満ちればうれしい」
彼は、アンチヒーローであった。
警察庁絶葬課のメンバーの一人。

生い立ちはどこまでもおどろおどろしい。

怪人アンサーの都市伝説。

怪人アンサーは携帯電話を用いた儀式で呼び出せる怪人。10人が円形に並び、同時に隣の人に携帯電話を掛けると、すべてが通話中になるはずである。ところが、一つだけ別のところにつながる電話がある。それが怪人アンサーだ。 呼び出せばどんなことでも答えてくれるが、最後にアンサーから質問してくる。問題に答えられないと携帯電話から「今から行くね」と声が聞こえ、決して逃げることはできず体の一部分を引きちぎられてしまう。アンサーは頭だけで生まれてきた奇形児で、そうやって体のパーツを集めて完全な人間になろうとしているから。


それがワラキアの夜によって完成した。
電話ごしの答えられない質問に正解しないと体を奪われる、ワラキアの夜は電話を持っている者をターゲットにした殺人鬼にした。

頭部だけの奇形児は臨月が重なった偶然。
本来『焼却の銃』とは双子で生まれるはずであった、だがワラキアの夜は体内の子供の肉体を首から下を奪うという凶行にまず出た。

人造された、天性の肉体の保持者。
彼だけは完成された噂であるのだ。
何より奪った肉は現世の人間であるので、噂から独り立ち、もしくは巣立ちさえ可能だ。

なのでワラキアの夜の息子に等しいほど自立をした、祟りの術式そのものから独立した。

そんな生い立ちの彼は退魔の者に育てられ迅雷の居合いと家族になり兄弟関係になった。

氷属性の対となる蝦夷の神剣を武器にした。

そして来る迅雷の居合いを殺した罪悪感。
そこを悪魔の甘言で肉体を奪われたのだ。

それが三代目である彼の無情であったのだ。

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