fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

アチャラ・ナータ

「そこをどいてくれ!」

『焼却の銃』がアサシンに叫んだ。
「……無理な相談だ、ここで君達二人を倒さないといけない、ここで倒さないとさらなる被害が出る、だって君達が一番危ないからね」
「非効率だぞ、マスターとサーヴァントを一人で戦うなんて」
「君達が消耗してるなら分はこちらにある」
「一つだけ忠告する、兄は逃亡を開始してからが本番だ、いつの間にか罠だらけの空間に嵌められる、窮鼠猫を噛むじゃない、穴蔵に潜った蛇の巣に手を突っ込む猟犬のようだ」
「つまり、彼が逃げた先でとんでもない術式を用意している、と言うことか、なるほど一理ある、じゃあ兄のように一次休戦して共闘しろと?一度ならぬ二度まで君達のような血族やら凶賊やら知らなど付き合いたくないんだ、どうせ、即興の魔術工房でも作っているんだろ、なら、一度様子見をした方がいい」
「楽観と日和を兄にした時点で駄目なんだ」
「そうか、だけど、まずはお前を殺す!!」
「どうしてそこまで!」
彼の眼は盲目的である。
それは暗示されられた。
融通を効かなくさせる。
「なるほど、兄のせいか、ならさっさと殺さないといけなくなったな、本気を出すか……」

「闇に殉じて、狂い始めろ、なれどその悪徳は燃え終わる、倶利伽羅竜王の息吹を装填して、この二丁拳銃で悪を灼殺する、『聖陽破邪覇獄アチャラナータ』」

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