fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

松永久秀

戦国のピカレスク。

僕の考えた最低最悪のサーヴァント。

宝具を奪う事はもちろん可能である。
霊基そのものを強奪するのも可能だ。

サーヴァントじゃ敵わないくらいの上位存在で 128騎サーヴァントを取り込んで万能になったりするチートキャラ。

謀反という概念が宝具なので神殺しも割りと可能、王力オーラの数値が高いほど即死判定の成功確率が上がる、カルナは実は高い。

そして彼は王力オーラを測定できる。

ネロやアーサーが雑魚になる。
ギルガメッシュが雑魚になる。
ファラオだとさらに弱くなる。
王として有名なほどに反逆心が疼いてしまうのだ、織田信長は防いだので、彼女に対しては、即死判定が無い、彼女自身、松永久秀を清々しい奴と好んで重宝して、お茶会も開きまくって、明智光秀の嫉妬で内乱が起こるレベルで、反逆されても、向上心があると誉めるらしい、だが明智光秀、テメーは駄目だ。

全体宝具、対王宝具、たくさんいるなら回転率いい全体宝具連発か、バフかけまくって全体宝具かなあ、邪智のカリスマが高くて、モリアーティと相性は抜群、なお反骨の相のスキルは当然あり、なんと、測定不能である。

スキル梟雄は、斎藤道三、宇喜多直家それぞれ性質が全く違う、各々が唯我独尊である。

斎藤道三は邪智凱旋。
宇喜多直家は凶星蹂躙。
松永久秀は徹底利己。

攻撃回数も多い、執拗、回転率が、凄絶だ。

名器を愛でる彼は、もちろん鑑定も出来る。
芸術審美の数値もとことんまで有りすぎる。
即座にどんな英霊でも真名看破出来るほど。
宝具を見てもそれを何であるか判別できる。

読心術も出来る。

彼を倒す条件は。

支配者では無くて。
偽らぬ善を見せて。
清貧を知り尽くす。
彼を論破出来るほどの論争術を持っている。

確固たる意思を持った正義の味方こそ天敵。

なお、女相手を必ず闇落ちされる宝具である性の指南書『黄素妙論』を個人的に使いたいのは、男なら誰でも当たり前である、この聖杯戦争において一番渡してはいけないコロンブスに渡してある、なお本人はバイである。

あと、クリスマスと言えば一次休戦したり出来るしお茶会を開けばどんな者でも誘える。

近年、三好家を専門とする歴史学者の天野忠幸らの研究により、「実は三好長慶と三好義継に最後まで忠義を尽くした人物だった」と言う事が明らかになってきているという逆転現象が起こっている、なので、戦国武将特有の無辜の怪物である、その派生が梟雄であるので、彼は本来、裏切りは好まない性格だ。

斎藤道三は金の亡者ゆえに大名になった。
宇喜多直家は、狡猾に長けた魔女らしい。
松永久秀のみが中庸で中立であるのだよ。

しかし、割り切っていて、求められるなら、パフォーマンスとしてファンサービスとしている、なのでヴラド三世とは違い、宝具はバンバン出す、クライマックスには爆発する。

しかし、本来、主君を守るためなら何でもしたらしい、織田信長への謀反もそれゆえだ。

三好家の闇の方がまだまだ深いようである。

坂口安吾は爆発死じゃなく、日本史初めての銃砲による自殺だと指摘したが、それは正しく、悪運凄まじく、脳の損傷だけで城が落ちた後も生き残れた、記憶障害を起こして、自分が誰であるか忘れ健忘症も煩った、なので、彼は、本能のままに盗賊となった、抜け忍の風魔小太郎、追放された山本勘助、戦闘狂の水野勝成、それは影歴史ドゥームで最も血族が重視する部分である、欲望の化身。

「無明だ、この世にはまだまだ啓蒙が足りない、誰もが醜い、醜悪だからこそ人理だよ」

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