fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

天魔大王


「それは業だ、背負いすぎたな『焼却の銃』それでも、お前さんはそれを誇るべきだぞ」

自分の中の魔物が喜んでいる。

それは血族なら誰もが持つテンマソウル。
普通は天魔王と呼ばれるが彼は天魔大王。

完成された血族、新たなる第一歩。
次世代の血族として相応しい少年。

「だ、黙れ!僕は、業なんて欲しくない!」

「世界を救うのだろう?どんな汚い悪事を働いても、それでもなお、貴様は正義である」

サタナエルも悦んでいる。
キリストの兄弟にしてデミウルゴスを倒すために尽力を尽くすダークヒーローの原典のシャイターンと並んで聖なる魔王に相応しい。
「お前の欲望ゆめはどこまでも輝かしい」
「それは分っているんだ、でも!」
「分かっているなら引き金を引くだけでいいじゃないか、何を悩む、人間の醜さに折れた兄のようになるのか、それはダサいだろ?」
「僕は、人間の醜さを知っている、でも、綺麗な人間だって知っている、伊勢の隠し巫女である彼女と出会って僕は変わったんだ!」
「彼女のために、か、愛だな、それでこそ、天魔大王が宿るに相応しい業よ、愛のために本当に世界を敵に回すなど出来はしないさ」

「僕は、ダークヒーローである、でも、光に焦がれる、母さんとずっといたい、早く兄を殺して、母さんを救わないといけないんだ」

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