fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

黒幕達以下略伍


「ふむ、この君の創ったこのゲームは投影が簡易的に出来るがしてよかったとか疑問に思えてしまう、勧善懲悪はもちろんないし、何より怒濤の鬱展開に凄絶なバッドエンド、道徳とか倫理観を疑うほどの猟奇的、ダークファンタジーの真骨頂を味わったよリーダー」

ハワード・フィリップス・ラヴクラフトがリーダーがそのゲームを絶賛していた。
いつも通りのゲーム部であったのだ。
不良が、胸糞を押さえるためにコーラとペプシを、一緒にグラスにぶちこんで飲んでる。
「ドラッグオンドラグーン越えたなー」
「挑戦的と革新的は違うぜ、非常識と破天荒が違うように!」
「マルチエンディングはいいが、ヒロインが闇落ちする確率高すぎないか、ギャルゲーにそんな要素あったら、それは恐ろしいぞ」
「女は誰だって魔性を眠らせてる」
「あぁ、私の妻のように、か」
ラヴクラフトが溜め息をつく。
「というより人間性は誰だって残虐性を秘めているとか反面教師的な話だったのでは?」
「そうだね、絶対悪もない、完全善もない」
「社会風刺も辛辣だったなぁ」
「そこをメタにするのがいいんだよ、オタク用語を使ってもそこまで面白くはならない」
「主人公が恋に奥手なのでセクハラ全くしなくて好感度を上げるがいいが、童貞を拗らせてヒロイン皆殺しルートとかあったよな?」
「あったなー、あれは愛ゆえの狂気だよな」
「女を信じられなくなった善人こそ真性のサイコパスになるんだな、どんなサスペンスだよ、ミステリーにしても泥沼過ぎるだろ!」
「死の気配というか血の匂いマシマシだし」
「そこがいいんじゃないんですかねー?」
「虚淵を越えた新世界の悪魔なんじゃね?」
「このバッドエンド中毒は不治の病です!」
「作者が病気過ぎるよな、どんだけ精神錯乱すればこんなシナリオ書けるのかな、精神病棟行ってこいよな(だってネルガルだもの)」
「黄色い救急車ですか?」
「安心しろ、一番ヤバい犯罪者は自分の事を平凡だとか中庸だとか言うやつだからな!」
「君じゃないかリーダー」
「そうだぞ、リーダーの政治家になったifそのものじゃねぇか、あの裏ボスの政治家は!」
「そうかな?」
「そうだよ!」
不良がツッコミを連発する。
最後にトドメの一言を言う。
「ノーマルエンドがアブノーマルとはどういう了見だって言ってんだろうが馬鹿野郎!」

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