fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

ハーデス降臨

「さて『シネマの中の世界』は『聖杯の中の空間』でもある、これは聖杯の意思だから」

アサシン・風魔小太郎を核に最凶のアサシンとして召喚された。
特異な召喚方法もあってか現界直後は知性に乏しく、言語もたどたどしかった。
そのアサシンは山田浅右衛門でも、人間そのものを罪深いと断じた地上に置いて最も清らかな魂を持ち、ハーデスのデミサーヴァントとなった少年である、それを偶然になど絶対呼べないし、ランクは6で爆死確定必須なほどレアリティが高い、それを呼べるのはマスターの凶運による、強引な乱数調整であった。

黒翼公の息子は、監禁して、人質にし、彼の父親を呼ぶための餌(鳥だけに)使っている。
「僕はずっとここにいるからねお兄ちゃん」
それは放っておいて放置プレイをしといて。
自分の本命のサーヴァントのアサシンに命令する、それは、彼の自己矛盾の証であった。
「カオスサイドのサーヴァントを皆殺せ!」
「御意」

「さぁ、聖杯アイリ、君の求める孕ましメサイアはなんだい?」

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