fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

朝陽と未亡人

 
「ほら起きなさい」

アパートの管理人。
この部屋の主である未亡人だ。
アイリスフィール・フォン・アインツベルン。
彼女が居候の彼を目覚めさせる。
「あれ、狐につままれたかな?」
「何寝惚けてるの、さぁご飯よ」
食卓に二人はつく。
「「いただきます」」
「そういえば、あなたは、昨日も聖杯戦争で負けたのかしら、これでもう何度目?ループモノにして鬱展開ぶっちぎり、バッドエンドでスタートラインって、それなんてfate?」
「貴方のおかげで生き帰れてる、ありがと」
「因果をなかった事に出来るっていいよね」
「夫の方は?」
「もう会えないみたい、『焼却の銃』に時折、稽古をつけたり、背後霊になったり、憑依して、なんか強化されたりするらしいわ」
「へぇすごい」
「貴方をもしかしたら、夫婦喧嘩に巻き込んでいるかもしれない、世界を救うためにイリヤと私を見捨てた彼との非情な宿命かもね」
「そうか、アイリさんも大変ですね」
「えぇ、辛いけど、負けたくないわ」
「分かってます、何度負けようと貴方のためならば、最後に勝ってみせる、約束します」
「じゃ朝御飯食べ終わったら改めて指切りしましょ」
「分かりました」

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