fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

異端なるセイレム


寒気を覚えた、生きた心地がしない、というより、臨死にいる事によって生きているという実感がある、人間は魔性を嫌う、悪い存在に全てを擦り付ける事をしたがる、悪魔などとか、自分が偽善という下劣な悪意を隠しているのにも関わらず疑われただけで黒と判断するのはいつの時代も同じだ、諸行無常だ。

少女は、賢者の目線からでは悪魔のような愚者に見えるであろう。

魔女裁判とは天使の皮を被った魔物の残忍。

悲しむ暇すらない惨劇、悲劇とは言えない。

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品