fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

アトラス院にて


「あの少年が欲しいんだ」
「契約書が欲しいので?」
「えぇ」
「………理由は?」
「彼の両目はどうしてあんなにも暗澹か、分かるか?」
「質問を質問で返さないで下さい」
「それが理由だよ?」
皆揃って思考分割、高速思考して考えた。
結果。
ある者は。
「うげぇ」
と言った。
ある者は。
「ふひゅ」
鼻血を出す。
冷静なのは、院長のみであった。
平常心を保てない者を外に出す。
そして二人っきりとなったのだ。
ギリギリ顔を赤くするに留める。
アトラス院の院長可愛いかった。
「え、まぁそういう趣向の方で欠落を埋めたいからそして癒してあげれるのが貴方なら、彼を外に出してもゆ、許されるでしょうね」
「ではまずは曾祖父からの契約書を返すよ」
「…………二頭狐ですか、七大兵器を既に知られてるのなら、そこを危惧する必要は今さらって感じですね、もしやしなくても、白夜劇団とやらにスカウトして入団させるので?」
「No.7のラッキーセブンとしての加入だよ」
「縁起を担ぐのは良いことですね」
「と、白夜劇団の事を知っていたのかい?」
「魔術の世界では最近有名になってますから、滅びにも関与しそうなので私のブラックリストに入っていますけどね、Mr.ブラッド」
「へぇ、そこまで知っていたのか」
「ワラキアの夜を改悪しないで下さいね」
「君は人生がゲームじゃないと意見をどう思う?もしも人理にセーブポイントが創れたら一種の魔法にして第六法とは思わないか?」
「相変わらず凄絶に洞察力が優れてますね」
「それを驚異に思われるのが玉に傷だがね」
「貴方ならもう滅びを回避する方法を知っているのでは?」
「君達への冒涜だ、それにあの方法は簡単かつ、滅んだ方がマシ、と思える鬼畜行為だ」
「なら、それもしないで下さいね」
「あれが劇団的に一番面白いのに」
「契約書に追記しておきます、貴方を強く監視しろと、密接な関係になりたいんでしょ?なら願ったり叶ったりでしょ、幸いにも彼は、倫理観を弁えてる珍しい錬金術師です」
「そうかい(堕落のさせがいがある)」
「その内なる思考は悪魔みたいですねぇ…」
「思考ハッキングか、これは手厳しいなぁ」
「全部見え見えですよ、それだから契約書は発行出来ます、彼を甘くみないで下さいね」 
「ありがとう、シオン・エルトナム・アトラシア(思考ハッキングのファイアウォールなど、曾祖父から手厳しく教わってるから、で、彼女では表面上の悪意しか見抜けなかった、この計り知れざる罪の核心には迫れないようだ、まぁ、それでも妥協点だけどさ!)」

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