fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

特異点・悪質隔離腐海魔境・池袋6


「口寄せ・凶神八大地獄蝕」

山本勘助の宝具である術式。
八大地獄それぞれを司る蛇。
虹色の七色と灰色の一匹だ。
その全部が『焼却の銃』を襲う。
警察署長が、八大地獄と喘いだ。
警察署長は、閻魔の業火が燃え盛る数珠を、
メリケンサックのように両拳に巻いていた。
それで蛇達を撲殺しようと励んでいたのだ。
「ぐぅ!ぐぅお!おぉ!おおぉおおおお!」
「どうじゃ、これが人間様との差異じゃよ」
「お前は半妖か?」
「混血とは言わなんだか」
「それより的を射た答えだろ、なぁ妖老達の代表格、お前達は、あの餓鬼のために集わされた師匠達だ」
「おぞましい血族の末裔、末代が恥じゃが」 
「あの血族をおぞましいと言うのは朝廷ぐらいだ、他は複雑そうにお茶を濁すが、兄弟喧嘩は、対となるテーマを定め、それを対極させる、そして現在の兄弟は両儀である陽と陰を対極させる、陰陽道に精通してるのなら羨む最高の術式だ、魔術ならば『食らい合う蛇ウロボロス』と言うだろう?」
「詳しいな」
「元は俺は退魔の者だ、この池袋がヤバくなってきた時にここに来た、数年後こうして人理の特異点となった、職務怠慢と卑下をするなよ、これでも頑張った方だし、白夜劇団と妖老達は切り離して考えるべきだった、孫のように思って、あんな人の皮を被った怪物共を庇護してたなんて、常軌を逸脱してるぜ」

「若い芽を摘む方がよっぽど狂っておるぞ」

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